廊下の長いすで行われた『会談』 | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

廊下の長いすで行われた『会談』

10月5日(火)

 アジア欧州会議の夕食会後の会場の廊下の長いすで行われた会談を、『首脳会談』とよぶのかどうかは別としても、日中首脳が意見交換することはよいことだ。ただし、これまで『領土問題は存在しない』としてきた日本にとっては、会談での主要議題に領土問題がなること自体、中国側のペースにはまっているとの感を否めない。今回の会談では、正式の外交ルートによる会談のセットが行われなかったこと、会議に中国側と違い日本側は中国担当政府関係者や中国語通訳を同行させなかったこと等が指摘されているが、『政治主導』という名のもとに外務省のサポートを排除することは全く不適切といえる。いずれにせよ、中国との間で戦略的互恵のよい関係が樹立されるべきだ。


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