若い人の気持ちの『内向き』が気がかり

７月２５日（日）

　若い仲間の皆さんとお話しをする機会に１つ気がかりに思ったことがあります。それは、観光旅行には行ってみたいが、海外で勤務したり、研修をするのはいやだと言うのです。確かに日本は、安全で安心な国であり、ふるさと日本が好きという気持ちはわかりますが、若い人の気持ちがこんなに『内向き』になっていてよいのかと思います。

　日本の英語教育が長くカリキュラムに組み込まれている割に役に立っていないという点もあるでしょう。しかし、それ以上に、志を立てて何か自分の目標に挑戦しようとする姿勢、世界的視野の中で自分の国や国民生活を考えていこうとする姿勢の欠如を思うと、教育のあり方の問題のように思います。がんばることは、やっぱり大切です。

　夜は、久しぶりにイタリアンレストランで食事をしました。センスのよいシェフが心をこめてつくるていねいな料理、畑で自らつくる野菜など、キラッと光るもののあるよい店です。