下社の御柱山出し大盛り上がり | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

下社の御柱山出し大盛り上がり

4月10日(土)

 早朝から一日中、諏訪大社御柱祭で、大盛り上がりしました。御柱祭については、全国ネットのテレビ放送でも随分放映されているようですが、木落しのようなクライマックスでなくとも実際に御柱がズンズンと曳かれて動き出すその瞬間、瞬間に本当に体中の何かが奮い立つ感じです。


 朝5:00には4km近く山道を登って大平(おおだいら)にあがり、各柱の綱渡。各柱の曳行引出しをみとどけて、斧立(よきたて)まで迂回路となる『御柱くる道』を急ぎ足で下る。萩倉集落内で各地区が開いているお宿をまわらせていただき、お酒や心づくしの料理をいただきました。運動量は多いのにおなかが出る理由です。昼前には、村井仁長野県知事、諏訪地域の市長、町長の皆さんと今井満行大総代宅にて昼食。


 曳き子の皆さんの数が増えると、なるべく多くの皆さんが御柱を曳けるように綱の先端に綱をたして先綱をのばします。しかし先綱が長くなるとかえって柱が進みにくくなります。バラバラに引いたのでは、いわゆる『綱引き』状態になって御柱が前に進まないためです。そのため何百メートルにものびた綱についた木遣り衆がタイミングを合わせて木遣り(きやり)をないて心を一つにして一斉に綱を引き始めるのです。


 木落しは、大きな柱についてはどうしても坂の途中で1回とまった後、再度スピードを上げつつ坂を落ちていきます。綱を引いた後、よいタイミングで『おいかけ綱』を斧で切ることが必要です。いろいろと皆んなが、御柱曳行について講釈をするのも1つの大きな楽しみです。



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