御柱祭り上社山出しの最終日 | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

御柱祭り上社山出しの最終日

4月4日(日)

 御柱祭りは、上社山出しの最終日。巨木8本が里に下る。昨日残った前二の川越しと本三、前三、本四、前四の木落し、川越しが勇壮に見事に行われました。第一日目、第二日目で気分が盛り上がり興奮しているためか、疲れてはいるはずなのに朝5:30には自然に目覚めます。朝から皆さんに酒を次々とすすめられ大変でした。諏訪地方観光連盟によると3日の期間中の人手は、曳き子、観衆を合わせて50万9000人と言われ、諏訪地域に大きな元気がもたらされています。


 諏訪大社式年造営御柱大祭の伝統は、1200年を超すとされます。各地域の人々が手作りで綱を打ち、曳き子の1人1人の力を合わせて巨木を曳行し、山から里へ引き出し、諏訪大社上社(本宮、前宮)下社(秋宮、春宮)のお宮の4隅にこの巨木を建てる天下の大祭です。6年に1度くりひろげられる諏訪地域の精神文化、伝統文化の中核をなすものだ。氏子1人1人がこれだけ心を一つに大きな祭りに参加するというのは地域コミュニティーを建て直したいというこの時代の要請の最先端をいくものです。巨木にかける純粋な思い、すべてが人力ですすめられるひたむきさ、1人1人の心のこもった温かい祭りです。それだからこそ御柱がズンズンと動き出すとみんながこれだけの感動を共有できるのです。




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