地域医療再生事業について | 後藤茂之オフィシャルブログ「PEOPLE FIRST!」Powered by Ameba

地域医療再生事業について

3月9日(火)

 午前中は医療関係者と懇談。昨年、私自身が厚生労働部会長、日本再生戦略会議事務局長として知恵をしぼり、21年度補正予算に3000億円を計上して、『地域医療再生事業』を立ち上げました。これを受け、諏訪地方においても、(イ)日赤病院、諏訪中央病院、富士見高原病院などの病院、(ロ)各医師会、(ハ)行政といっしょになって地域医療再生計画の準備をすすめました。結果としては、政権交代後最先端地域医療モデル型(1件当たり100億円目途)については、補正予算が執行停止になり今回は見送りとなってしまいましたが、事業の概要はせっかくつめたので早くに実現をしたいものだと意見が一致しました。地域医療の先端的取組を全国のパイロット事業として支援するのは意味あることだと思います。

地域再生計画としては、

①電子カルテ、医療情報の地域内ITネット連携。

②一部の病院の機能統合の支援、各病院の地域戦略にもとづく機能強化。

③全国的にも先進的な地域となっている地域医療と福祉の更なる連携強化。

④日赤救急医療センターの強化。

⑤温泉リハビリ施設の建設。

⑥医療機器の開発と治験体制の整備(地域産業との連携)。

等を内容としており、厚生労働省も評価しています。


 午後は、伊藤清隆さんのお母上の葬儀に参列。88才といってもまだまだ早いです。とても温かいおばあちゃんで風格のある方でした。家族をあげて大変お世話になり、本当にありがとうございました。


 夜には、若手の皆さんと懇談会。選挙の際にマニフェストに掲げられた実行不可能な無責任な政策への憤りが強くぶつけられました。選挙の約束を守ることは、民主主義の最低限のルールです。それでも、それでは国民のためにならないというのならば、よく説明して国民が謝罪を受け入れるかどうか問うしかないでしょう。