シャンティ、シャンティ
日常とは兎に角、慌ただしいものだ。
いかに、スマートにやり過ごすかが
クールなんだろうけど
そうはいかない。
必死になりすぎちゃって
近所のおっさんみたいな歳のとり方しかできない。
あー打開したい(笑)
夏スプラッシュ!!!
(僕は知ってるさ)
(for women's)
(for men's)
「わたし最近ね、ようやくこの土地を離れる決心ができたの。」
「なんとなくわかってたよ 君よりも先に。」
「その土地の彼は優しい?」
「いいえ。あなたと同じよ。」
「何処へ行っても
僕と同じように
あらゆる方法で君を、誰もが繋ぎ止めようとするさ。」
「君は時計の仕掛け盤みたいに、僕やそれ以外を魅了する」
「君が好きだよ」
「そして、嫌いな所もある」
「どこ?」
「別の土地に行ってしまうとこ。」
night in wise
(脱走した?)
託されたもの
委ねずに伏せていたこと
たとえば スタイルの良い きみ
大切にしていた
フィリピンで買った
珍しい蝶の標本の行方
長い雨がこのまま続くかもしれないとおもう
あじさいくらいのかなしみ
少し飲み過ぎたウイスキーは
忘れる事に関してとても誠実だ
同じく数多いムード音楽も
あいこそすべて
(人々は常に交差する)
きみはいう
もっと愛して欲しいわ
ぼくはいう
充分愛してるさ、なにが不満なの?
きみはいう
足りないわ、だからあなたとは
もう会わないほうがいいわ
ぼくはいう
さみしいね
きみはいう
あなたにあえてよかったわ
ぼくはいう
君に聴かせたいレコードはまだたくさん在るよ
きみはいう
もういいわ
ぼくはいう
そうだね、じゃあさよなら
きみはいう
さよならのまえに
あなたの欠点を教えとくわ
あなた ナニが小さいの
それ以外は最高
きみはいう
もっと愛して欲しいわ
ぼくはいう
充分愛してるさ、なにが不満なの?
きみはいう
足りないわ、だからあなたとは
もう会わないほうがいいわ
ぼくはいう
さみしいね
きみはいう
あなたにあえてよかったわ
ぼくはいう
君に聴かせたいレコードはまだたくさん在るよ
きみはいう
もういいわ
ぼくはいう
そうだね、じゃあさよなら
きみはいう
さよならのまえに
あなたの欠点を教えとくわ
あなた ナニが小さいの
それ以外は最高
各々が仰ぎ見る空の風景は違う
by euReka
朝の光は
野垂れ死んだ犬の死骸を温めていた
舗道を行き交う人々は
白い息を吐きながら都市を縦横に切り裂きながら
そのバラバラに切り分けられた都市に値札をぶら下げ
ショーウインドーの中や
ジャガイモや乾電池の横で笑顔をふり撒いている
死んだ犬はもう吠えることさえ叶わず
生まれてからずっと残飯をあさり続けるばかりだったが
朝の光は犬を温めた
きっと明日も
骨だけになってもずっと
朝はやって来て
何食わぬ顔で死んだ犬を温めるだろう
それは起き抜けの
家族の朝食を用意する母親の背中ほど愛しい光ではないが
希望と呼ぶほどには強く澄んだ光ではないが
朝は温めることをやめない
だから皆わざわざお金を出して
目覚まし時計なんかを買うのでしょう
散る桜残る桜も散る桜
by euReka
見えない雨が降っている
音もしないし
体が濡れることもないので
気にする人はほとんどいないのだが
みんなみんな
見えない雨が降っていることは知っている
空は良く晴れていて
洗濯物や洗った犬なども
良く乾いてくれるのだが
縁側に腰を下ろすと
数秒間だけ時間を忘れ
季節が分からなくなったり
毎日やってくる鳥や
庭に生えている顔馴染みの草花の名前が
どうしても思い出せなくなるのである
もしかしたら始めから
季節や鳥や草花には
名前などなかったのかもしれないが
ずっと昔に名前を交換し合ったじゃないかと
古い契約書を引っ張り出してきても
すでにその効力は失われていたのである
つまり良く晴れた午後に
私が雨傘を差して歩いていた理由を
これ以上どう説明すればよいというのか?
あの見えない雨のことを
あんたも知らぬはずはないだろうに
燃えるゴミ/燃えないゴミ 必ず分別しなければいけない
by euReka
カエル犬は ぴょんとないた
かなしいときも たのしいときも
カエル犬は ぴょんとしかなかないから
いっしょに かくれんぼをしたときも
きっとうれしいから ぴょんとないているのだろうと みんなは思ったし
空があかく染まって
また明日あそぼうよと みんなで影をふみながらかえるあぜ道では
きっとかなしいから 奴はぴょんとないているのだろうとみんなは思った
カエル犬のきもちは だれにもわからないけど
カエル犬のことを思いだすと ちょっぴりせつないきもちになってしまう
奴はいつの間にか みんなの中からいなくなったのに
誰もそのことにはきづかなくて
それにカエル犬というのは
ぼくがさっき 奴のことを思いだしたときに 仕方なくつけた名前で
だってそいつは
ぴょんとしか なけない奴だったから
世界に一つだけのOOO
誰かには誰かかが必要だし
僕にとって君は必要
女性でもまたは男性でも
過日、頼りの仕立て屋の老紳士が亡くなったと
母から電話を受けた
暮れに仕立て頂いたアスコットタイや
自慢のワイシャツやスーツが
あなたに代わってこれから先のぼくに
懐古的英国風紳士の振る舞いを促すことを願いたい
あなたと最後に私が逢ったとき
あなたは多くの言葉と
私物のジャケットの着こなしと
気障なポーズで私をまた虜にした
お洒落がまた大好きになった
あなたみたいな70歳を目指したい
心よりご冥福を
ジェントルマン米村さんへ
あなたの作る服が私の毎日を幸せにしてくれました
有り難うございました。
ryusayより
加筆deワンダー
by euReka/加筆fukuyama
ある朝、死んだラクダを500円で買った。
店の主人は僕に、死んだラクダには水も餌も必要ないから
砂漠のお供には最高の動物だと言った。
「じゃあなぜこんなに安いのか? ずいぶん役に立つ動物なのに」
「そりゃあ旦那、今生きてるラクダの数に比べたら、
すでに死んでしまったラクダの方が圧倒的に多いからですよ」
なるほど。
つまりラクダの価値とは役に立つかどうかではなく、
生きているか死んでいるか、あるいは数の多いか少ないかで決まるということか。
「ええ。旦那の選んだ奴はもう千年以上も昔に死んだ、ありふれたラクダですよ」
僕は店主に500円を支払うと、死んだラクダの手綱を引いて砂漠を歩き始めた。
後ろを振り返る度に街が小さくなって、その代わりに空が大きく膨らんでいった。
「ちなみに生きているラクダはいくらか?」
「一番安い奴で2万円ですね」
あれから三ヶ月も砂漠の中を歩いていると、
自分で自分の頭の中をさ迷っているような錯覚に襲われた。
でもだとしたら夢のように記憶を手繰り寄せ、
行きたい場所や会いたい人を自由に呼べるかもしれないな、
などと空想を膨らませていたら、砂漠の真ん中に真っ赤な自動販売機が立っているのを発見した。
コカ・コーラが1万5千円で水が1万3千円だったので、
僕はコカ・コーラを買い死んだラクダには水を買ってやった。
ラクダの口にペットボトルを突っ込んでやると、死んでいるくせに水を美味そうに飲み干しやがった。
僕は砂に腰を下ろし、コカ・コーラを飲みながら世界の果てを眺めていた。
もうここでゴールしてもいいような気分にもなっていたが、
もう視界に入り切れないほど大きく膨らんだ青い空にぽつんと、針の穴ほどの黒い点が見えた。
「じゃあ死んだ人間はいくらするのか?」
僕は砂に寝そべり目を閉じた。
すると頭の中で黒い点が大きく膨らんで、
脳味噌が破裂するかしないかくらいまで我慢して
僕は砂漠の果てと位置つけた所で目を開けた。



