Smile Live Aid -5ページ目

夢想家ばかりは困ったもんだ







とても寒い冬の日の夕暮れ

色とりどりの煌めくイルミネーションが

通りをやさしく暖める

君に降る粉雪は奇跡のかけら

清楚な幻想は毎年レストランの前の街頭の下で

記念碑のように立ち尽くしたまんま

「昨夜どう過ごしてた?」

クリスマスは終わったけど、

今日からはクリスマスが嫌いだなんて言わないよ。

なんちゃって






冬の旅








そこに君が在ると私は知っている

あなたはうわの空で身を委ねる

音楽を聴きながらだったり

雑誌のモデルを真似てみたりしながら


受話器の向こうで過去は泳いでいる

それを奇跡ととるか

見過ごすか。

今回も後者でいいだろう。







それにしてもきみはいい女だ。

月日は経つものだ





(とてもつよい純粋さはそれを可能にできる)

$Smile Live Aid













華やかな

ウェディングパーティーのあと

1Fのバーラウンジで神秘的な夜に

厚手のカーテンを閉じようと

最も格式を抱かされた場所に

配置されたハンガリーの著名なデザイナーの

コーナーソファに

贅沢にも僕らはロンドンのpunksみたいに

姿勢悪く、もたれかかり

この日最後の酒を飲んだ


皆で同じコーディアルライムとジンの

組み合わせで

友情を誓い合う


それぞれに道半ば。

何年かに一度

広場に集い

酒を飲む

そして帰る

時が経つごとに憩いの場は

豪華になってゆくが

最後の酒は変わらない


皆で同じコーディアルライムとジンの

組み合わせで。







p.s 乾杯! 心からおめでとう

99以外(ブラジルじゃないんだから)



ピアノで





ギターで







そうさ あたりまえさ

夜は嘆いているよ

昨夜もそのまえの晩も


きみが望む甘美な夜を今夜腕の中に

抱えたとしても

明晩も同じように冷えきった悲しい夜は嘆く

ひどく寂しそうに



人生平等ではないし

格差を気にする事もない

皆が不満を抱いてるのは

配給のパンを待っているのと同じ

行進は衛兵のように整然としてるか?

ちがうだろ


豊かさが生んだものは

発想を瞬時に形に変えていく事だ

宝島で君らはなにしてる?

もったいないぜ

嘆いてる夜に同情してる時間はないよ


ソビエトが崩壊するときも

今と似たような状況だったみたいだぜ



友よ


忘れないで欲しい


僕らには夢があるんだ。





きみもそうだろ?





Un dia de Noviembre



「ときどき、せかいは」




by euReka/ remix by Ryusay







ふわふわした

でも何かをあきらめただけの

素直な

朝焼けの白いテーブルに差し出された

真っ黒なコーヒーは

長い夜に埋もれた

灰色の死に体に

掛ける言葉を一つ一つ切り棄てながら

ゆらゆらと

無言のまま生まれていく湯気を逃がしながら

甘い香りだけを

部屋中に満たしていった

あとは白いテーブルの上に

一輪の花の痛みが

切り取られた一片(ひとひら)の悲しみがあれば

暗い夜を越えて


ときどき世界は完成する

また今日という一日が

なに食わぬ顔をして

おはようと語りかけるように

そんなつもりじゃないんだ




「草原の終わりで」


     by euReka












口笛を吹く
少年たちは顔を上げながら
空の高さと背くらべする
手には瀕死のリスをぶら下げ
細い足はミミズを踏みつける
秋を征服したあとの
やけに透明な空気にめまいを感じながら
次は少女たちを犯してやろうと
少年たちは死を覚悟した兵士のように
無抵抗なススキの原を
ナイフで切り裂きながら進んでいく
誰がいちばん残酷になれるか
競争しようじゃないか
いちばんか弱い少女を
いちばん残酷に傷つけられるやつだけが
王様になれる

しかし
瀕死のリスも
踏まれたミミズもまだ生きているし
少女たちもまた
秋の透明な空気に疑問を感じながら
草原の終わりで銃を構え
何も知らない少年たちを待っていた
そして森のフクロウは
草原の子どもたちを眺めながら
ずっと季節を刻み続けてきた透明な体内時計を
静かに止める
もうあと三分で
この世界が終わってしまうというのに
さてはて
あの子どもたちにもちゃんと
この事実を伝えてあげるべきか
それとも

一眠りしようか








ある見解












道端に落ちた

革命とやらを拾い集めることが

私のシゴトです

今じゃ革命は

ドラッグストアでも売られてるし

一家に一つくらいは革命がある時代だけど

あきたらところ構わず棄てちゃうし

古くなったら逆にカッコ悪いとかそんな理由でもって

みんな新しい革命を買い求めています

お金さえ払えば

誰だって革命が買えちゃうんですけど

そのお金さえ持っていない私は

冬の近づく乾いた道端で

みんなから見向きもされなくなった

古くてカッコ悪い革命とやらを

生き恥に暗殺されそうになりながら

駐車場の片隅に吐き棄てられた

緑の茂みで鳴く虫の声に耳を澄ませながら

一つ一つ

拾い集める

その革命とやらを

だってそれしか

まともなシゴトがないのです




深い眠りへ



語りかけるように

発する歌声はやがて静かに消えてゆく





おやすみなさい♣



そしてそれぞれの夢の中へ




素敵な夢を♡

〆切に追われてます(笑)Ⅱ












アホやなあ

ウンコもらして

ケツびちびちやん

うわ~ なにやってんねん

なんでブエノスアイレスまできて

アルゼンチンタンゴの生演奏聴きながらウンコもらすねん

お腹下したんか

そやったらはよ言うてや



なんかパンツの染み

茶色いアフリカ大陸みたいなってるし

お前のケニアはどこやねんって

キリンの首アンテナにして

アフリカの人らは地デジ受信しよるって

そんなん嘘やろ

ああ泣かんでいい 泣かんでいいやん

悪かった 悪かった

パンツはきかえたらええだけの話や

ああちょっと そこのイケメンの店員さん

あたらしいパンツないですかって

あるわけないよな

だからもう泣くなやって

じゃあな

じゃあ俺もな

ぜったい間違ってると思うのやけどな

ブエノスアイレスの夜に

お前と一緒に

ウンコもらしてみるか

〆切に追われてます(笑)













夏の木の下で待っていた

あなたの白いワンピースは不満そうに膨らみながら

あなたの体を地面から奪い取ろうとしていた

でも浮き上がろうとするそのタイミングに

私が精一杯走ってあなたの腕を握ったから

あなたはようやく空に奪われなくて済んだのですよと

百年後の秋の木の下で

やはり私を待っていたあなたに説明すると

あなたは赤いカーディガンの奥から腕を伸ばし

もう動かなくなった私の心臓を掴んだ

木の上に棲むリスは

秋の実をじっと握りしめながら

私たちの秘密を静かに語り始めた

まずはこの世界が

生まれた理由から