こんにちは管理栄養士の青木です
先日、友人の誕生日祝いで食事に行ってきました
味もさることながら、目でも楽しめる豪華な和食を楽しみました。
これで暑い夏を乗り切れると思います
さて、今日は、ぱいん組でTABLE FOR TWO食育を実施しました
テーマは、〝ピーマンとパプリカの種を取って、調理しよう”
今回のねらいは、次に2点です
●食材の色や形、食感の違いを楽しむ。
●調理に興味を持ち、簡単な調理を楽しむ。
ピーマンと言えば、子どもの苦手な食材ランキング上位の食材ですね
先日、保育士が子どもたちへ、ぱいん組でピーマンやパプリカの食育をすることを伝えると…
「〇〇ちゃん、ぱぷりか たべないって きめたから」と言われたと聞きました
ピーマンは、独特の香りと苦みが強いので、特に子どもが苦手意識を持つのですが、この苦みが体によいと言われています
栄養素としては、免疫を高める効果があるビタミンCや皮膚や目の粘膜を丈夫に守ってくれるカロテンが豊富で、夏バテなどに負けない体を作ってくれます
また、カロテンは油と一緒に摂取すると吸収率が上がるので、ソテーや炒め物で摂取することをおすすめします
前置きが長くなりましたが…
まずは、ピーマンとパプリカの観察から
縦に半分に切ったピーマンとパプリカを子どもたちへ配ると、
「ふねみたい」
ピーマンを耳に当て、「もしもし~電話みたい」と話していて、表現力に感心
次に、ピーマンを種を取ってみよう
大きい種の塊を取ったあとに、細かい種をひとつひとつ丁寧に取り除いていました
くぼみに隠れていた種をみつけると「ここにもあったぁ」と、驚いている様子が印象的でした
種が集合している部分をつかんで、豪快に取り除く子もいれば、最初から一粒ずつ指でつかんで取る子もいて、個性が表れていました
そして、手袋とマスクを着用し、パプリカのケチャップソテー作りに挑戦
作る前に、【料理の約束】を3つ伝えてから調理スタート
【料理の約束】
先生の話をよく聞いて調理をする
フライパンの丸い部分(熱くなる部分)は危ないので触らない
(IHコンロの)コードは触らない
【作り方】
①油をフライパンに入れて、IHコンロのスイッチをオン
②フライパンにピーマンとパプリカを入れて、炒める
③食塩とケチャップで味をつける
④食材が柔らかくなるまで炒めて、完成
部屋中いいにおいが漂っています出来上がったソテーがどんな味かみんなで味見してみよう
○○〇〇〇〇くんは、大きなお口でぱくっ
ピーマンとパプリカが苦手な〇〇〇ちゃんもぱくっ
「おかわりしたい」と、ほぼ全員が意欲的に食べていたので、食育効果を実感しました
触るのが苦手な〇〇〇ちゃんは、ちいさい一口を食べられたのがスゴイ
「給食にもみんなが種を取ったピーマンとパプリカでソテーを作るから食べてね」と、伝えて、食育は終了
お昼ご飯を食べている様子を見に行くと、真っ先にソテーを食べている子が何人かいました
冒頭で、ピーマン食べない宣言をしていた子が、食育中や給食で意欲的に食べている姿を見ると嬉しいですね
これを機に、ピーマンやパプリカへの興味がさらに深まることを期待したいです