こんにちは
管理栄養士の青木です
今年度初めてのブログになるので、少しだけ自己紹介をします
生まれは、新潟県長岡市。
佐渡島が見える海沿いの地域で育ちました
3姉妹の真ん中で、甥と姪が4人います
一番年上の姪は今年度小学6年生、
一番年下の甥は0歳という、可愛い盛りです
今はなかなか会うことができませんが、
よくオンライン通話をして成長を見守っています
つい先日、姪が4歳の誕生日でした
プレンゼントのリクエストを聞くと、
「小学館NEOふしぎの図鑑」がいいとのこと
最近は宇宙に興味があるそうです
笑

さて、今日は、
今年度初のTABLE FOR TWO食育を実施しました
テーマは“春の野菜、キャベツについて”
今回の食育のねらいは、
●旬の野菜を知り、季節感を感じる
●食材の色・形・香りに興味を持つ
●キャベツを使用した給食を意欲的に食べる
の3つです。
まずは、私がキャベツの手遊びを始めると・・・子どもたちも興味を示しながら参加してきました

子どもたちの興味が集まったところで、
キャベツの生育状況を写真で確認
大きな葉に包まれたキャベツの中から、
キャベツを見つけて、
「あったーーー
」と喜んでいました。

次は、キャベツの種類をご紹介
今日は、春キャベツ、冬キャベツ、紫キャベツを用意しました
最初に春キャベツが登場すると、
「おおきーーい
」とビックリしている子も。大きさを比べるために、ぶどう組の○○○くんの顔の横に並べてみました

冬キャベツはもっと大きくて、
今度はぱいん組の○○ちゃんの顔と並べてみると・・・
一回り以上も大きかったです

冬キャベツを見て、
「かがみもちみたい
」と話している子には驚きました
一緒に、“春”と“冬”の季節の違いも説明しました
ぱいん組には少し難しかったようにも感じましたが、
ぶどう組は理解していたように思います
そして、それぞれのキャベツを半分に切り、
断面を観察してみました
切る前に、ぶどう組の○○○くんは、「(切る時の)おとをきくといいんだよね
」と、いいポイントに気がついてる様子。
しーんと静まったところで、春キャベツを切ると・・・
「“ざくッ”っておとがしたー
」と大喜び
キャベツの断面を見て、
「穴(すきま)があいているんだよね
」と
得意気に話す子もいました
芯の部分を見ると・・・
「ブロッコリー(の芯)みたい
」と、
昨年度食育で実施したブロッコリーの食育を思い出している子もいました
紫キャベツは、「切ったら中は何色だろうね~
」と子どもに問いかけると、「むらさきー
」と全員声を揃えて答えました
半分に切って見ると・・・
「むらさきいろー
」と嬉しそうです

子どもたちの手元にも各キャベツを配って観察してみよう

においをかいでみたり・・・

すきまに手を入れてみたり・・・

温度を感じてみたり・・・

いろんな観察方法で楽しんで取り組んでいました
その後は、クラスで別の作業に取り掛かります
ぱいん組は、キャベツの葉ちぎりに挑戦
力強く、芯から1枚ずつ葉っぱを剥がし、

口に入る大きさにちぎちぎ

ボウルいっぱいのキャベツをちぎった後は、
がんばった勲章が指に残っていました
よく頑張りました


ぶどう組は、
生キャベツと茹でキャベツのかさの違いを観察しました
同じ量の春キャベツが入ったボウルを2つ用意し、
片方に熱湯をかけます。

すると、キャベツの葉が柔らかくなってきます
冷水で冷やして、みんなで触って観察してみよう
生キャベツを触ると・・・「かたいー
」と話し、

熱湯をかけたキャベツを触ってみると・・・
「やわらかくなっている
」と違いに気づいていました
最後に、「今日の給食で、ぱいん組のちぎったキャベツが給食に登場します
(実際には使用していません)」と伝え、
「給食に登場するキャベツが何キャベツか当ててみてね
そして、ぶどう組は生キャベツか茹でキャベツか当ててみてね
」と伝えて、
食育は終了
給食の時には、大きな口でモリモリ食べる姿が見られました

食育のクイズの答えは
“春キャベツ”
“茹でキャベツ”が正解でした
少し難しかったかな~笑

今日の給食は、キャベツの硬さを少し残して調理をしました
サラダに一緒に入っていたにんじんは逆に柔らかくし、キャベツを際立たせたと調理師の堀越先生こだわりの調理法です
全体的によく食べ、調理スタッフも作りがいがありました
まだまだ春キャベツがおいしい時期が続きます
キャベツに含まれるビタミンCは茹でると水と一緒に流れてしまうので、蒸して加熱したり、汁物に入れて摂取することをオススメします
ぜひご家庭でも召し上がってみてくださいね