(筆者撮影)

 

 
もしあなたが
部下A君の
成長や昇進を
心の底から望んでいる
のなら



あなたは、
A君が見えないところで努力し
伸ばした所や、
その結果現れた
様々な変化に気が付いて、
褒めたり、
優しい言葉をたくさん掛けるでしょう。



そして失敗に対しても、
キチンと指導したり、
励ましの言葉を掛けるはず。



だって、
あなたの重要認識は、
A君が成長するかどうか
にあるのですから。



一方で、
部下Bさんのことを、

〝自分の雑務を処理してくれる
便利な社員〟

としか見ていないような
上司があるとしたら、、、



彼が重要視しているのは、

自分が楽になること
ミスや失敗で手を煩わせることがないこと

な訳ですから、
B君の努力なんてどうでも良いし、
ミスや失敗に対しては、
烈火の如く怒るかも知れませんね。



実はこれも
スコトーマ(心理的盲点)に関わる話。



私たちは、
心の底で
何に価値を置き
何を重要とみなしている
かで、
あなたの意識に上がるものが
変わる
ということです。



逆に
重要視しないことには
スコトーマが働いて
見向きもしなくなる。



あなたも
わたしも、
そしてまわりの人たちも。



それぞれ
何を大切にしようとしているのか、
何を評価しようとしているのかで、



あなたに対する言動も、
接し方も、
何もかもが、
まったく違ってきます。