いつもお読みくださいまして、
ありがとうございます。


伊藤邦彦です。


今回は 変化 を取り上げます。



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(2016年 山梨県にて、筆者撮影)




身に起こる変化を
柔軟に受け入れる


私たちには、感情があります。

好ましいことも、
そうでないことも、
目まぐるしく往来します。


最新の学問的知見からも、
宇宙の構成要素
最小単位まで分解した時、
それらは常に変動すること
理解され始めています。


見た目には、固体。
しかし細かくしていくと、
固定的ではない…


すると、
私たちの眼に映るものは仮の姿であり、
一側面に過ぎない、

そのように捉えられます。


固定的なものが宇宙に存在しない…

その理解に立った時、
安定という言葉の概念にも、
新たな側面が生まれそうです。






安定を
前提としない


すると、
安定の状態が普遍的
あるいは、
時間の長さをもって固定的に存在しない、
と捉え直すことができますね。


固定的でないとすると…

そこに納まろうとすると、
それは逃げて行く。

そこにしがみつこうとすると、
また次の瞬間には、
もうそこには存在しなくなっている。


私たちの世界が成熟に向かうと、
状況の変化変動の速度は、
私たちの想定を超えて
上がっていきそうです。

もうそこには、
従来の捉え方の安定はありません。


変化変動の世界で、
安定的である状態は、
流れに抗うと、
とても苦しくなります。

流れを柔軟に受け入れること。

それなのではないでしょうか。







不安定を味わう
流転する世界を体感する


私たちの宇宙が、
どんどん動いていく。

しかも
その速度が上がっていくということは…

それは見方を変えれば、
チャンスも次々とやって来る。
そういうことになります。


実際私たちのビジネス環境に目を移しても、
学歴や家柄、
住む地域による格差やデメリットが
どんどんなくなっていることに
気が付きます。


苦しくなっていたり、
格差が広がっているように見えるのは、
従来の仕組み枠組みの
オペレーションの中にいるからです。


私たちはもはや、
不安定という名の流動性を
愉しみ、味わう時代を
生きているのではないでしょうか。


でもそれは、
かつては想像もできなかったチャンスが
目の前を往来している、
ということでもあるのです。







コンフォートゾーンを
柔軟に変えていきましょう


コンフォートゾーンとは
快適に感じる領域を指します。

またコンフォートゾーンは、
ゴール認識と紐付いた
ホメオスタシス(生命維持恒常性機能)
と連動して上下します。


詳しい説明は別の機会に譲りますが、
変化を愉しむことが
コンフォートゾーンの中で展開しなければ、
私たちマインドは、
従来的安定を求めてしまう可能性があります。

コンフォートゾーンが移行するときは、
必ずしも心地よい感覚とは
言えない場合があります。

人によっては、
不安を感じたりもします。
ざわざわする考えもあるでしょう。

ですから、

このざわざわ感がたまらなく愉しみ〜

というマインドセットが
必要になります。


そしてそのマインドセットのなかで、
どんどん柔軟に
新しいことを取り入れること。

そうすれば
私たちは必ず
新しい時代の流れに乗って、
先へ先へと導かれるでしょう。


変化の中に、
私たちの進化があるのです。