境界線を引かれたような気持ち〜“ひとつになれない分離感”に気付いたら〜

自分軸を育てて

“大人の愛”に導くセラピスト
島津なみです🦋

誰かの何気ない一言で
突然、人に突き放されたような
寂しい感覚になった事はありませんか？

多くの場合、
その言葉を言った本人に
傷付ける意図は無く無意識の状態です

それを聞いた人が
寂しい感覚になっているとも
気付かない、些細な一言…

例えば
「これを経験した人にしか分からない」
「○○の人にしか分からない」
といった種類の発言…

以前の私は
この種類の言葉を聞く度に

「ここから先はあなたには入れません⛔️」

と言われているようで
その世界から締め出されたかのような
寂しさ（分離感・孤立感）を感じていました

その寂しさを紐解くと
小学生時代

「○○塾に行ってる人に教えない」

と友達に仲間はずれにされた
幼い私の心の痛みがありました

ただ、こうした心の痛みは
誰にでもあるもので

言うなれば
この三次元の物質世界に
人間として限界のある肉体をお借りして
生まれ出た以上、避けては通れない痛み

“わたし”が人や組織や社会と
「一つになれない痛み（分離感・孤立感）」

です

この分離感さえ無かったら
全ての人間関係における
行き違い、いざこざ、トラブルは
解消されてしまうでしょう✨

その位、

私達は分離感を感じると
その途端に不安になり

あっという間にネガティブな感情に
巻き込まれてしまいます

頭はとても賢いので
自分が気付く隙を与えずに
さりげなく、上手に、巻き込んでしまいます

そして

「どうしてあの人はあんな事言うんだろう…」
「私のこと、好きじゃないんだろうな…」
　

と、相手に意識を向けて
一気に被害者モードに突入します

困ったものですよね
でも、実は誰でも

経験があるのではないでしょうか

さて、どうしたら
被害者モードの思考に
巻き込まれずに居られるのでしょうか？

その為には
今ここに意識を向けることです

今この瞬間には
過去も未来も無く

何者でもない自分と
何者でもない目の前の人が
ただ、存在するだけです

ありのままの自分と
ありのままの目の前の人が
ただ存在している…

皆んなが繋がっていて

皆んなが一つの“愛の世界”です

今ここには

「○○になったことがある」
「○○したことがある」

という過去は存在しません

そして
今この瞬間を意識して生活をしていると

少しずつ少しずつ

まるで
螺旋階段を降りていくように
その感覚が深まってきます

やがて

「○○になった人にしか分からない」
「○○をした人にしか分からない」

こう言った言葉も
以前とは違って聞こえてきます

自分自身と
過去や未来に距離が生まれ

今この瞬間＝愛の目線で
受け容れることができるので

自分の中に“分離感”があったことが
分かるようになってきます

自分の中の心の痛みを
今の自分とは距離を置いて

“かつての痛み”として
感じられるようになっていきます

すると

それを言った人の
心の葛藤も見えてくるようになります

その人の
心の痛みも分かるようになっていきます

自分の心の痛みの存在を知り
相手の心の痛みの存在を知ってしまったら

人間関係の
行き違い、いざこざ、トラブルは
起こらないですよね

少しでも
自分や周りの人達が
心穏やかに
安らぎを持って生きられるように

私達一人一人が
自分の中の
《一つになれない痛み（分離感）》
の存在に気が付いて

そんな自分を抱きしめながら
生きていかれたら…