ブルガダが発覚するまで1
ちょっと時間を戻して、自分がブルガダを発見するまでの経緯を。
心臓に不安抱えている人も、そうでない人にも参考になればと思います。
僕はSEです。
組み込み機器の開発をしています。
噛み砕くとIT系。
もっと噛み砕くとパソコン触る仕事です。
同業の方なら頷いてくれると思うのですが、常に納期に追われ、慢性的に忙しい状態が続くんです。
定時なんて本当に都市伝説。
残業は当たり前。
21時や22時で帰れれば早い、という錯覚に陥っていました。
若いのでこのぐらい平気。
多少こういう荒波にもまれるのも大事。
それにみんな同じぐらい忙しいし、
なによりエラい人たちもそれが良し、とする風潮だったので
普通なんだと思っていました。
慢性的に忙しかったのですが、ブルガダが発覚する3ヶ月前ぐらいがピークで、さらに激務になりました。
1週間のうちに数回徹夜をすることもありました。
(連続30時間ぐらい会社にいた日もありました)
これも自分を高めるための試練。みんなつらいんだし、もっとえらい人たちはもっとがんばって働いている。
僕が音をあげてはしょうがない。と思って不満はありながらあまり表には出さず頑張っていました。
肩こりや頭痛もひどかったです。
こんだけ忙しいし、どっかおかしくてもしょうがない。今は耐えるだけと、鎮痛剤を飲みつつ仕事をしていましたが
9月ぐらいから胸がチクッとする感じがありました。
激痛ではなく、チクッとする程度。
何かおかしいなと感じていましたが、あまり気にせず続けていました。
が、10月に入った時くらいでしょうか。
さらにその痛みが数十秒続く事があり流石におかしいと思いました。
ちっちゃい頃に川崎病を患っていたので心臓関係の病気だったら怖いなと思い
土曜に休みをもらい(この時には土曜は平日という感覚でした。)地元の循環器科へ。
症状と既往症を先生に伝え、心電図(吸盤のやつ)と、エコー、レントゲン、それに加え24時間ホルター心電図を見てもらいましたが全部異常無し。
不整脈もあったらしいのですが、基準値以内なので問題なし。
過去に川崎病とのことだったか冠動脈にも問題なし。
心臓の大きさなどその他すべて正常。
やっぱり心配しすぎだったな。
会社の人には音をあげたと思われてるんだろうな、と思いましたが
先生が心電図を出してきて
「ここ見てくれる?」
正常な人との心電図波形を見比べて
「ここの波形が少しヘンなのわかる?
もしかしたら、キミ、”ブルガダ症候群”かもしれない」
うーん。
聞いた事ない病気だしサッパリ。
とりあえず、そこの病院は専門でないらしいので
循環器科のなかでも特に不整脈の治療に力を入れている病院を紹介してもらいました。
「まずはそこの病院で検査を受けてみるといい。
そこでは”レイトポテンシャル”っていうもっと精密な心電図波形をとる技術があるから
それでブルガダかどうかがわかるよ」
いきなり聞きなれない言葉ばっかりでよくわからないので、とりあえずそこの病院に行く事にしました。
続きは次の記事で・・・
