昔の台本を押し入れから引っ張り出してみた。

 

 

 

 

私の芝居デビューは、地元富田林の「つつじ満開座」での公演。

 

「つつじ満開座」が地元の公民館の演劇講座として、公演に参加する人を募集していました。

 

短大生のときに、社会人になる前にやりたかったことをやろうとその講座を受講することに。

 

その講座の特別指導をされていたのが、

女優の新屋英子氏と劇作家の鶉野昭彦氏です。

そして、その時の舞台の脚本は

今回のひとり芝居の脚本を書いてくださった正木邦彦さんでした。

 

富田林市民劇団つつじ満開座

第5回本公演 公民館主催「演劇入門講座」パート3

「世界ギブアップ教団の陰謀」

 

 

 

 

 

それまで普通に就職しようと思っていたのですが、

舞台本番の日に、自分の中から

 

 

『他の誰かが話し出す』

 

 

という感覚、感動を体験したのです。

そのときに、

 

 

『役者になる!!』

 

 

と、決意しました。

 

舞台ではあの感覚を体験したくて

演じていたように思います。

自分はいるんだけど、自分の中から

勝手に『他の誰か』が話し出すんです。

自分は悲しくないのに、

自分の中にいる『別の誰か』が

悲しくて涙がでる。そんな感じ。

 

あの不思議な感覚を毎回体験したい。

いつもそう思っていました。

 

 

 

で、役者になるのはどうしたらいいんだろうと悩んでいるときに、

アルバイト情報誌に、あるミュージカル劇団の劇団員募集が載っていて

(今考えると、なぜアルバイト情報誌?なんですが笑)

ミュージカルが大好きだったので

ミクル劇団というミュージカル劇団のオーディションを受け研修生になりました。

 

しかし、楽譜も読めない、

ダンスもしたことない私は

全然ついていけず…(^^;

稽古中に、四つん這いにさせられ

セットの椅子代わりにされたりして

辛い楽しい日々を送っていました(笑)

 

 

 

 

そんなときに、劇作家の鶉野昭彦先生からご連絡をいただき、劇団野火の会で役者の勉強をすることになりました。

 

そして、新屋英子さんの一人芝居のお手伝いをしながら、舞台女優として本格的に活動するようになったのです。

その時のことはこちら

 

 

初主演舞台

第1回ヒューマニティー大阪市長賞

「もしもあの電話がなかったら」

 

 
 

人権問題をテーマとした舞台台本の数々。
 

関西芸術座のベテラン役者さんと共演させてもうことが多く

先輩方に色々助けてもらいながら舞台に立っていました。

 

 

 
チラシも少し残してました。
 

 
 
 
山口(旧梶本)由紀ちゃんとの二人芝居
「紅い鳥ひとり」が、一番公演数が多かったですね。
去年、由紀ちゃんも久々の舞台復帰をしたのでその公演を観に行ったのですが、
昔と全然変わらず、お人形さんのように可愛かったですラブラブ

公演が終わった後に、

由紀ちゃんの旦那さんとお母様に車で駅まで送っていただき本当に懐かしい気持ちになりました。

 

 

その他、地元富田林市主催の

「新屋英子一座」などにも出演。

 

 
 
 

 
 

地元の参加者の人たちとの共演は

とても楽しい時間でした。

議員さんとも共演させていただき

地元でばったりお会いした時は

今でもお声をかけてくださいます。

 

そのあと、今回のひとり芝居の脚本家

正木邦彦さんの作品で、

演出も経験させてもらいました。

その話はまた今度~

 

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谷ノ上朋美ひとり芝居

「旅立ちの詩(うた)~彼女たちの羅針盤~」

 

日時:2018年11月22日(木) 開場18時半 開演19時

        2018年11月23日(祝金)開場13時半 開演14時

 

場所:クレオ大阪中央 セミナーホール(約135名←増席しました!)

         地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘」徒歩3分

 

参加費:無料(先着順で定員になり次第締切)

 

申込み方法:クレオ大阪中央HP内『講座·イベント一覧ページ』より

 

☆11月22日(木)申し込みリンクは→こちら

☆11月23日(金祝)申し込みリンクは→こちら

 

 

~あらすじ~

  同窓会で久しぶりに再会した4人の女性。乗り越えてきた人生の波の底に浮き彫りになる様々なマイノリティの苦悩。不妊、LGBT、容姿コンプレックス、ネグレクト、などの悩みを抱え、人と比べてしまうという狭い穴から脱出したときに初めて気づく朝の光の優しさを、笑いと涙で紡ぎだす渾身の舞台!

 

脚本演出:正木邦彦

作曲家:藤田晴美

ピアノ奏者:山里優作

音響:藤田彩人 伊狩拓真

照明:稲田乃其望

歌唱指導 :清水美也子

フライヤーデザイン:ロゴルエージェンシー

フライヤー写真:宇野恭則

メイク:三浦愛

 

 

この物語は、すべて私の経験や様々な出会いから生まれた物語です。
ありのままの自分を受け入れられない。人と比べて苦しくなってしまう。
そんな生きづらさを抱えた人に、舞台を通じて「自分らしく生きる喜び」を伝えたいと思い創りました。
あえて一つのテーマに絞らずに様々な悩みを描くことで、
色々な悩みについても考える機会になるのではないかと思っています。
舞台を観劇して頂き、暗闇から光の方へ進むきっかけになることを切に願っております。