フレンズをご利用の皆様へ
また、新しいフレンズの取組みにご興味ある方へ
所長の上坂です。
情報発信第2弾は、
R3年2月23日 火曜日(祝)に行う
【真野事業所見学・説明会及び堅田新事業説明会】についてです。
説明会については、AM・PM各1時間、以下の時間で実施します。
いずれも、開始30分前から見学可能です。
AM : 開始 AM10:30 ~ 終了AM 11:30
(10:30~11:00は真野について 11:00~11:30は堅田について)
PM : 開始 PM1:30 ~ 終了PM2:30
(1:30~2:00は真野について 2:00~2:30は堅田について)
場所は、大津市真野6-6-23 です。
(当日は多くの方の駐車場がございませんので、近隣の駐車場または公共交通機関をご利用にご協力ください。)
*ご予約されていない方やフレンズのご利用者以外の方については、
このコロナの影響で制限をせざるを得ない事から、
今回は、予約制になっています。
申込みは締め切っていますが、もう少し定員に余裕がありますので
まずメール friends.houdei@smilecom.or.jp にてご連絡をお願いします。
そして今回、以下の様な質問などがありました。
「堅田から真野に移転って、移転後の真野の取組みはどんなのになるの?」
「移転した後の堅田の新事業って、何?」
と言うご質問などにお答えします。
①真野の取組みについて
・基本的には、現在の堅田でしている取組みをそのまましますので、
現在のご利用者さんは、ご安心下さい。
また、おもちゃや遊具なども基本的には、移動します。
・ただ今回の移転の発端は、安心安全の向上です。
現在(堅田)の建物内の階段は急ですが、真野は緩やかになっています。
また建物前の車の交通が少なくなります。
②堅田の新事業について
・現時点で、詳細は正直決まっていません。
また今回は、移転の方を優先しているので、開始時期(予定はR3/4)も少しずれるかも知れません。
本来ですと、安全面での移転とうたっているので移転後の堅田は閉めてしまう事も考えとしてはありました。
・そんな中、中高生など思春期の方を中心とした自立度向上と高校卒後に向けた支援を検討しています。
ただし対象者は、基本的に自主通所できる方(又はこれから自主通所させたい方)と考えています。
あと以下は私個人の想いを書かせていただきます。
・私の息子(自閉症の診断のある大学生)が中学の頃に、この大津北部では放課後デイは0(ゼロ)でした。
当時私たち家族は、家以外の居場所を求めて始めたのがこのフレンズです。
・そして数年が経った頃、息子も高校を卒業することになりました。
放課後デイが18歳までしか利用できない事から
もう少し長く支援の継続が出来ないか?という事や
小学低学年の方などがいる中では
どうしても、そうした方へ職員人員配置を回さざるを得ない事もありました。
弊社では、思春期からの方向けに
2018年6月から日中一時ベスティを堅田駅西口に開所し
余暇支援を中心に事業を始めました。
・この7年で、色んな特性や障害を持つ方がご利用されています。
今回の移転で空いたスペース(堅田)で
世間では軽度と言われる私の息子の様な人に対し
今まで以上の支援を充実させたいと考えています。
・7年前の事業を始めたころの想いとして
岡山の総社市の市長さんが【障がい者千人雇用】という政策を掲げておられ
うちの子も、将来仕事をして、納税者になれればいいなぁと思ったことを思い出しました。
・世間ではこの7年で、発達障害という言葉も随分と認知されてきましたが
発達障害などの方は、特に見た目で分かりにくい事から
当事者の方は、色んな困難を抱えていると思います。
たとえば、学齢期では、不登校や学習面での遅れ
年齢問わず、周りの無理解による支援不足。
最後に、今年4月の報酬改定(3年毎にあります)の案について少し
・医療的ケアの必要な方への支援(報酬)が充実されています。
今は、弊社には看護師さんが居なくて出来ない支援ですが、近い将来
コロナが早く落ち着き、看護師さんの余裕が出たころに
事業が開始できるように、今から勉強してその時に備えたいと思います。
・また先ほどに書いた自主通所の件に関しては、以下の様に書かれています。
「障害児の自立能力の獲得を妨げないよう配慮することなどを改めて周知すること」
こうした事から、自主通所できる力があるのに、サービスとしてあるから使うという事で
反対に、力が伸ばせないのでは?と考える場面もあります。
・事業所の経営者としては、利用者さんの最大の利益を考える事と同時に
会社経営の事や職員の処遇改善にも目を向ける事が大切になっています。
今回の報酬改定では、減収間違いありません。
そんな中、職員の定着と知識向上には研修や資格取得も欠かせません。
利用者さんにとって、良質な支援者に支援してほしいと言う希望は、
自閉症の子を持つ親として、皆さんと一緒ですが
こうしたコロナ禍で悪化する環境下でも
しっかりとした経営基盤を構築していきたいと考えます。
またあらゆる手を考えていきたいと思います。
例えば、オモチャなど皆さんから使わなくなったものを今までも頂戴していましたが
また募集したいと思います。
他にも、当たり前ですが、補助金や助成金などを上手く活用したいと思います。
、
もっともっと良い支援の為に、一人ではできないことを
他の福祉事業所や教育関係機関の方など多くの方と一緒に
この身近な地域が少しでも理解が進んでいくと良いなぁと思います。