近頃、12ハウスの月についてよく発信していますが、
仕事でもプライベートでも大体縁があるのは12ハウスタイプの人が多かったりします。
12ハウスに太陽がある人なんかは、良い意味で浮世離れしていて、人にはわからない多幸感を感じながら生きていることが多いのですが、
他人や社会的な基準から見るとどうも地に足のつかないふわふわした自分にコンプレックスを感じることもあるようです。
でも12ハウスにある天体は基本的に強いので、太陽の自我が強いということは、人にどう思われようと気にしているようで実は気にならないというか、自分のことは世間一般的な基準で判断しないで欲しいという誇りや矜持も持っているのではないでしょうか。
12ハウス太陽の人は、その鋭敏さから一見弱いように見えて心理的には打たれ強い人です。
だから、伝統的にも12ハウス太陽は、成功者や名の知られた有名人にも多い配置と言われます。
一方、12ハウスに月があると、鋭敏さは人一倍ありながら打たれ弱いということになります。
12ハウス月の人は「マネージャー」的な人をそばに置くといい、と松村潔先生の本に書いてありましたが、月のエーテルボディの脆弱さを補うために、心理的に強い人にそばにいてもらうと良いのです。
月12ハウスの人は無意識で自分のパーソナルな領域に侵入を許してしまうため、変な人を寄せ付けることも多いのではないでしょうか。
変な電波も選別せずに受信してしまうので。
だから飲み込まれないためにも、12ハウス月の人は理論的で頭がよく働くことが多くて、思考優位な人が多いと思いますがそれは正常な防衛反応だと思います。
判断が鈍るのは命取りなのです。
月12ハウスは、芸能人のようにマネージャー的な人をそばに置いて、ワンクッション置くようにしてもらうのが良さそうです。
そういえば松村潔先生も12ハウスに月がありますが、講座などを開催すると、帰り道であとを付けられたり、必ずストーカー的な人が発生するので、今はもうリアル講座はやらない、と決めているそうです。(残念)
昔の失恋をヒーリングしてもらったことから、今の夫と結婚した時のことを思い出していたのですが、
彼と出会った時、何が何でもこの人と結婚しなくては……!と強い衝動にかられた記憶があります。
今思い返してもあの時の激しい思いは何だったんだろうと不思議ですが、出会ってから1年、交際して半年で、私の方から「結婚して欲しい」とお願いして、結婚したのでした。
まるで自分らしからぬ積極性と行動力でした。
あれは今思えば、月の脆弱性を補填するため、ハイヤーセルフがこの人を生涯のパートナー兼マネージャーとして捕獲せよ!(笑)と
必死に行動させたのかもしれません。
確かに結婚するまでは、妙な吸引力で男も女も惹きつけるところがあるのか軽いものから深刻なものまでストーカーや性被害に遭うことが多くて悩んでいたのですが、結婚してからはピタッとなくなりました。
夫の性格は、究極のポジティブ思考というか楽観性の塊というか、水エレメントが少ない月天秤座で鈍感さここに極まれり、という性質ですので守りとしてはよく機能してくれてありがたいことです。