こんばんは、井上あきこです。


今日は、長男の心理相談への日で、越谷市の児童発達支援センターに行ってきました。
(越谷市児童発達支援センターhttp://q-waie.koshigaya-kosodate.net/docs/2014071600012/


あと数日で3歳になる長男ですが、言葉の発達が遅く最近やっと2語文がしゃべれるようになってきました(数年後分かるのですが、この時2語文だと思っていましたが、実際に後ほど病院に行って二語文になったのは5歳)。

今年に入ってから、
「う~ん、なんだか言葉が増えないな。男の子だからかな?」

「身長や体重は大きい方だけど、なんだか1歳半から言葉の理解など成長が止まっているような」

「でもまだそんなに気にする時期ではないよな」


と思いながらも2歳半になってもなかなか変化がなかったので、3月に保健所に相談しました。


指定日にされた日に夫婦で保健所へ伺うと、

うちの他にも夫婦2人で来ている方が目立ちました。


発達心理の先生と小児科の医師による診断で、
私が感じていたように言葉の発達が1年遅れている、1歳半くらいの子供と同じくらいですねと言われました。

そして、早期療育が必要と感じたため支援センターに通うことになりました。


5月から月に2回の2時間。

内容としては児童館や子育てサロンで行われているような

歌や踊り、絵本の読み聞かせや、パネルシアター、工作などです。

そして軽食タイムがあり、ママ手作りのおにぎりを2~3個お弁当箱に入れて、さらに巾着袋に入れます。


おにぎりには”ラップ”はしないことがポイントです。


なぜならば、一般的に発達障害のある子は様々な物の感触が苦手です。

おにぎりを素手でさわるのも練習になります。

また、米つぶが手についても拭かずに、口を上手に使って手についた米つぶを食べさせます。

これは、口先がよく動かせるための訓練であったり脳の刺激に有効であったり、

手の甲や手のひらについた米つぶを食べようとするときに手を翻します。

そうすると手先も器用になりますよね。

また、咀嚼の具合もみます。

きちんと噛むことができると、こもまた脳の発達には良いことですし歯並びも良くなり、

唾液が出るので消化もきちんとできます。


また、食べるときの姿勢も大事です。

お子様が食事をしているとき、足がきちんと床についてますか?

床に足がついてないと、足をブラブラさせて遊んでしまします。

落ち着かないし、足が床についてないとストレスがたまるそうです。

また、姿勢も崩れます。


…このように支援センターでは様々なことを教えていただきます。

回を重ねるうちに、長男は少しづつではありますが、楽しく過ごせるようになってきました。

また、ただ見ているだけだったのが、参加をして声を発するようになりました。



今日は、この4ヶ月間でどのように長男が変化をしたか確かめるために、

約1時間遊ばせながら1度見てもらったことのある発達心理の先生と、

いつも担当してくださっている保育士さんの立会いのもと発達の様子を見てもらいました。




だいぶ言葉数も増えてきたし、真似をすることができるようになったのですが、

相手に何か聞かれたときに



まさしく ”うんともすんともいわない” 状態で、頷きもしませんでした。



先生に言われるまで私たち両親は気づけなかったのですが、

確かに家でも応答がありません。



つまりコミュニケーション能力が低いと診断がされました。



長男は、来年3年保育で幼稚園に入園する予定で、お姉ちゃんが通っている幼稚園のプレも通っています。

月に1度のプレで3回出席しましたが、長男はいつも全く楽しんでいません。

お姉ちゃんが通っている幼稚園は園児の在籍数が多いマンモス校です。

また園の行事も多く、専任のスポーツインストラクターが普段の授業はもちろん課外活動でも
体操やプール、新体操などを教えてくれます。

お姉ちゃんにとっては、とても合っているのですが正直なところ、
長男には合っていないような感じがしています。

でもやっぱりきょうだい同じ幼稚園に通わせたいという気持ちが強いのですが、
今日の心理相談で少し考えが変わってきました。


公立の保育園は、特別支援保育(軽い障害がある児童の入所)というものがあります。

長男は医師による発達障害の診断は受けたことがないのですが、この制度を利用することができます。

この制度を利用すると、「加配」といって軽度障害児のいるクラスには保育士をもう一人増やして
子供の様子をもっとよく見てもらえるという制度です。


公立の保育士さんは市の職員でもあるため、発達障害時の対応の仕方の勉強会もあったり、

今日相談してもらった発達心理の先生が定期的に公立の保育所へ巡回をし、

その都度指導して下さるそうです。

また、その子の自主性を引き出すような手助けをしたり、

コミュニケーション能力が上がるような対応をして下さったりするそうです。



ただ保育園なので私が就労しなくてはいけませんし、

末っ子も保育園に入れるとしたら揃って同じ保育園に入れられるか。

また、来年長女が小学生になるので学童の問題があったりと、課題が満載です。



まだまだ、どちらにいれようか迷っている私ですが、

長男にとっては保育園に入れたほうが伸びるのではないかなと考えられるようになりました。



しかし、私の両親に保育園に入れようか検討していると話したところ

「保育園に入れるのはかわいそう」

と言われてしまいました。


かわいそう?
果たしてそうでしょうか?

私も以前は一緒に居られる時間が少なくて、保育園に入っている子が、かわいそうと思っていた時期がありましたが、今は思いません。

アドラー心理学の、

”親子は縦の関係ではなく、横の関係である”

という言葉を思い出すと、

家にずっといるよりも、同じ年のこと園庭やお遊戯などで遊んでいるほうがずっと楽しいのではないか。

本人が楽しんでいればいいのではないか。

”かわいそう”と思うのは親の視点であって、本人からしたら何がかわいそうかどうかもわかりませんよね。



また、
”課題の分離”で考えると、いくらいつも面倒を見てもらっている爺婆に保育園入所を反対されようと

両親で納得した答えが出ているのであれば、関係ないのかなと思えます。

来年長男がどこに入ったとしても、全力で応援しますドキドキ

今日もありがとうございます。