あるレコード会社の人によると、
アーティストを売り込むにはロック系の三誌(プレイヤー、ギターマガジン、ヤングギター)への営業だけでで済んだ時代があったようだ。

今のように、色々な媒体から情報を取れる時代ではなかったし、田舎住まいであれば2ヶ月遅れで雑誌で見るのが普通だった。
その中で、↑の三誌は歴史が古く、聴くだけではなく演奏までするタイプなら、全部に目を通していたカモ。

僕は圧倒的にYG派で、19年ちょい買い続けた。
ギターヒーロー全盛だったことも相まって、特に山本編集長の時代が楽しかったな。
何度も有名ギタリストを招いたイベントをやってくれて、その一人がYG4月号で特集されているJohn Sykes。
(シルクハットを被るなんて、もしかして髪に問題が...)

間近に見た殿は美しかった。
ジャムセッションしよう!と言ったら、良い曲用意しておくよ!と返してくれたナ^^

https://m-card.info/artist/detail.php?id=146


で、そのYGだけど、去年の段階で随分値段が高くなったなというのは気づいた。
僕が高校生の頃の倍額だ(~_~;)
バックナンバーを調べてみると、2016年では、DVDかCD付で、2017年に入ってからはエムカードが付いている。
ザ・おまけ商法で値段を上げていたようだ。


■機能などの説明は↓
https://m-card.info/forcompany/


音源付というと、YGでは90年代からCDが特別付録になることがあった。
PC雑誌も、CD-ROMが2枚付いているなんてことがあり、「コストがかかるのでは?」と思っていたけど、
出版社勤務の知人曰く、当時で1枚60円程度という回答。

付録CDは、大概ちょい聴きで終了だったけれど、
DVDになってからは訴求力がアップしたせいか、貴重なモノもある。
アンディー・ティモンズとか、お気に入りギタリストのデモ演が入っている時は有り難かったナ。


マニア向け雑誌とはいえ、おそらく昔ほどは売れていないだろう。
月刊誌となると、情報もネットに比べて古くなるし、お金を払ってまで...となってしまう。

それゆえビジネス的にも、更にネットと紙面を上手く組み合わせていくのは必須。その入り口を提示するという意味合いでも、エムカードは賢い選択ではないかな。
音源他の販売代行にも繋げられそうな気がする。







■追記
Lisa-Xがアルバムデビューしていて驚いた。
彼女は、FBで割としられている高校生♀の妹という噂があるのだが、本当なのかな?