発症5日目の夜、急に味覚がおかしくなり、嗅覚もマヒしてしまいました。
その日の昼間は、アイスクリームを美味しく食べていたのに、夜になって
あれ??と違和感を覚えました。
塩辛さだけが強調され、他の味覚がわかりません。
嗅覚に至っては、ゼロです。
これが、コロナの味覚障害と嗅覚障害か・・・・!!
ネットで調べると、大体の人は1か月くらいで良くなるが、長引く場合もあると・・・。
熱が下がって翌日から仕事は復帰しましたが、やはり、
味覚と嗅覚がマヒすると、QOLが著しく下がります。
お茶、コーヒーは、全く味がしません。
チョコレートも味がしませんでした。
匂いもわからないので、変なはなしですが・・・自分が発する匂いも自覚がなくなるので
非常に不安でした。
台所で漂白剤を使っても、匂いがないので、危機管理も怪しくなり
料理をしても、味覚がおかしいので、ちゃんと味付けできているかも不安です。
ものすごいストレスになり、週末に、コロナ後遺症を専門にしている耳鼻科を受診しました。
鼻づまりから嗅覚障害になることもあるが、この場合、鼻づまりが治れば嗅覚ももとにもどる。
鼻づまりが治っても嗅覚が戻らないならば、コロナ後遺症である可能性が高い。
完全に治るまでは時間がかかります。
とのこと・・・。
点鼻薬(リンデロン)と飲み薬(ビタミン剤)を処方してもらいました。
点鼻薬は、鼻の奥に浸透させるために、あおむけでさらに頭を下げた状態で点鼻し
そのまま5分ほどとどめておく必要があります。
これを一日2回。
なかなかハードです・・・。
気が遠くなりました。
しかし!点鼻を始めて2日目の夕方、奇跡的に、うっすらと匂いを感じることができたのです・・・!
喜びもつかの間、数時間後には再び無臭の世界に戻りました。
つづく