保育士筆記試験 | 絵本の読み聞かせ 景山聖子のブログ

 

 

全国保育士試験の後期を受けたのですが

筆記試験、合格でしたラブ

 

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独学、市販の参考書のみに、理由があり拘ったので

合格できてとてもうれしいです。

 

 

仕事がコロナで少し止まったので、その時間で受験できました。

家事はコロナで増えていたように思います(笑)

 

だけど・・・

 

勉強は9科目あり、わたしは、たいへんでしたよ~。

試験間際は、随分夕食に、カレーとおでんが増えました(笑)

 

 

 

 

残りは、実技です。

 

 

言語は、未だ、「ももたろう」を選択したいと思って独自の3分を

家族に話すのですが

 

どうしても・・・

 

 

鬼退治の話なので・・・

 

 

台本のセリフから外していても

 

そのシーンになると・・

 

桃太郎のセリフを

アドリブで下記を言いたくなってしまうのです・・。

 

 

「さぁ、鬼退治だ!

 

 

全集中~~ビックリマーク

 

水の呼吸~~~~~~~!!」と。

 

 

 

 

 

すると・・・家族から

 

「そのクセが…命とり・・・笑い泣き

 

 

と、言われています。

 

 

でも、先日・・・。

 

 

 

近くの保育園のお迎えを待つ3歳の子どもたちに、

これを20名に試してみました・・・・

 

 

すると、これを言ったら、大爆笑で、のけぞって喜んで

 

 

全集中!!

 

 

のところなど、きゃ~爆  笑

 

と、盛り上がったのですが

 

 

 

そのときに、ふと、自分で思ったのです。

 

 

やめよう・・・と。

 

 

 

親御さん、3歳の子に、かなり残酷な描写シーンもたくさんある

このアニメを見せているのだな・・・

だから、喜ぶんだ・・と。

 

 

子どもは、大人と違い先入観がないので

そのまま ただ受け取ることも多いのは知っています

 

 

昔話の「首がとぶシーン」を、大人は「恐ろしい見せてはならない」と受け取り、

子どもは笑って ただ教訓のメッセージだけ受け取っている現場を

多く経験しています

 

 

だけど、絵本の首がとぶシーンは、

絵はかなり「配慮のある絵」が描かれています。

 

 

この日、完成していた桃太郎を、

やめた・・・

 

 

と自分で思いました。

 

 

 

2分55秒で終わるように台本もつくり

人はベテランでもプロでも上がるものなので、

 

10秒は早く終わっても足らなくなっても大丈夫なように

どうにでも終われる、「調整言葉」というものにしていました。

これは、アナウンサー試験でも同じですね

 

「あがり」は、想定内します。

 

 

あがってはいけないと思うのではなく、

あがっていいんです、人間はあがるので。

 

 

あがったときのサポートを始めから作っておくと

当日の余裕にもなり

あれ?平常心でできちゃったな・・ということが多く起こります

 

 

 

さて、実技試験にはお作法などもあるそうで、

服装から実演から、いろいろお手本がネットで流れていると

親切に教えてくれる人もいましたが・・・

 

 

見ないで

こちらもすべて

独自で行きます

 

 

独自の先に

失敗もあるけれど、いつも新しい何かが待っているように感じるのです。

 

今までの3歳の子どもたちとの経験からすべてを考えて

子どもたちが一番喜んで

子どもたちに一番良い影響を残せるようなお話をつくってみます。

 

 

そして、

 

 

試験で、仮想で聞いてくれる3歳の子どもたち15名が

 

聞いているときに、わくわくと、

終わった後、夢でいっぱいになるような

構成にして

 

 

絵本ではないので、

必要なジェスチャー・表情を入れていいと思います

 

 

その方法で

「3匹のこぶた」をお話します

 

 

テーマは、

 

「みんながみんな、そのままでいいんだよ!

そのままで もうすでに 君はあなたは 光なんだよ!」

にします。

 

 

レンガのお家をつくった子が

一番良いのではなく

 

藁を作っても木を作っても、それぞれのブタちゃんに良さがあり、

 

藁のお家は夏の暑い時に涼しい風が入るよ

木のお家は、寝転ぶとき木のいい匂いがして最高さ

自分たちを食べちゃうオオカミがきたときは、レンガのお家が守ってくれる

 

みんながすごいんだよ

 

そして、オオカミは、わくわくのある怖いシーンもつくるけど

(わくわくきゃ~は喜ぶから。そして、ピンチになっても必ず絶対なんとかなるという経験はお話を通し子どもの人生の記憶に渡してあげたいから)

 

 

だけど、オオカミは、少しまぬけにしておきたいな(笑)

 

課題の昔話も

筋はそのままで、

 

今の時代にあった台本に変えたらいいんじゃないのかな

と思います。

 

だから、指定の完成文があるのではなく

それをもとに自分で作るのではないでしょうか?

 

その人が作った文に、

保育士さんになったときの姿勢や価値観を見るのではないのかなと

わたしは感じます。

 

 

インクルーシブ社会につながってゆく、

時代を反映した台本にしたいな・・と思います。

 

 

「3匹のこぶたニコ」で、試験にGOビックリマークです。

 

 

架空の3歳、15名の子どもたち、

待っていてねドキドキ

 

 

今日から全部創り直しで、

がんばるよん~~クラッカー