世界一周した天職プロデューサー吉田聡美の語る自分らしく生きる方法~あなたに天職と自信をプレゼント~ -2ページ目

世界一周した天職プロデューサー吉田聡美の語る自分らしく生きる方法~あなたに天職と自信をプレゼント~

27歳までわたしはなにがしたいの?と、モヤモヤしていました。
そんなわたしが今では天職をみつけ、天職に生きています。
天職に生きるヒントや、わたしの天職(子育て、天職プロデューサー、
環境、医療のこと)について紹介します。

2017年9月9日に出演しました、アーティストフォーラムの
レポートを連続でご紹介しております^^

その①
その② 

その③

その④

 

◆3人目 魂を輝かせる“歌うカウンセラー”阿部 りえさん(テーマカラー・紫)◆
 
3人目もまた女性ですが、紫をベースにしたエスニック風のロングワンピースを着た、落ち着いた雰囲気の恰好いい方が登場しました。
 
 
そしてまず披露したのが『私の世界チャンピオン』という曲。
 
聞いたことないけれど、誰の曲だろう?と思っていたら、今の旦那さんとの結婚パーティーでサプライズで歌うために、安達さんに作成を依頼した「自分の曲」だという説明が入ります。
 
3度ベルトを逃してしまった格闘家の旦那さんに、「大事なのはベルトじゃなくて、もっと素敵なものを自分はもらっている」と伝えるための曲だったのだとか。素敵。
 
 
そのあと、安達さんと話や、阿部さんの語りから、その結婚は再婚であって、一度目の結婚は早く、20歳で長男を出産していること、でも30歳で離婚し、女手一つで2人の子供を育ててきたこと、などが分かります。
 
さらに、子供時代は兄から家庭内暴力を受けたり、大人の罵声が飛び交うなかで育ち、「自分など消えてしまえばいいのに」と毎日思いながら、布団の中でおびえていたという過去も語られます。
 
 
でも、19歳で妊娠が分かり、20歳で長男を出産したとき、「生まれて初めて生きるエネルギーが湧いた。抱いた子供から“今まで生き抜いてきてくれて、ありがとう”と言われている気がした」そう。
 
“生き抜いてくれて”という言葉の選び方に、壮絶な人生を感じ、心が震えました。
 
 
そして、阿部さんが歌う「人生のテーマソング」も、『トオトキイタミ』というタイトルの、非常に激しく、阿部さんの叫びがぎゅっと濃縮されているような曲でした。
 
「出産も人生も似ている。つらい、痛い、苦しいという暗闇を駆け抜けて、光に辿り着ける」
 
ということが歌われた曲で、闇と光の対比をしっかりと感じる構成でした。
 
 
阿部さんの出せる音域が広く、低音のすごみが効いているのが、よりこの曲に魂の叫びを感じた理由かもしれません。
 
心にどんっと迫ってくるような曲でした。
 
続く
  
文:遊部香さん
写真:真島由佳里さん
 
#アーティストフォーラム

2017年9月9日に出演しました、アーティストフォーラムの
レポートを連続でご紹介しております^^

その①
その② 

その③


◆2人目 地球とひとを笑顔にするアーティスト吉田 聡美さん(テーマカラー・オレンジ)◆
 
次に登場したのは、オレンジというか、サーモンピンクのような華やかなドレスに身を包んだ女性です。
 
登場するなり、松田聖子さんの『瑠璃色の地球』を座って歌い上げました。それでまた一層舞台の空気が華やぎます。
 
 
吉田さんは、子供の頃は親の顔色をうかがい、親が喜ぶように職業も決めて生きてきたそうですが、「人生は自分でデザインできる」という言葉に刺激を受けて、29歳の時に仕事を辞め、家も引き払って4か月間世界一周旅行に出かけ、その後、イベントプランナーとして起業したり、波乱万丈な人生を歩んでいるという紹介でした。


 
その紹介を聴いたとき、「自分の心の声のままに生きていて、すごいなぁ」と私は思ったのですが、でも、吉田さんのなかでは、まだ「自分の人生のど真ん中」は生きられていないと感じていたとか。
 
 
それはなぜかというと、子供の頃から好きだった「歌」にちゃんと向き合っていなかったから。
 
素人100人が100日でミュージカルを作り上げる「コモンビート」という活動があるのですが、それに参加した友達を見に駆けつけたとき、吉田さんは「なぜ私は歌わずに、客席にいるのだろう」と思います。
 
そして、自らも翌年、「コモンビート」に参加しますが、望んでいたソロのパートは得られませんでした。
 
 
「本当に“ど真ん中”だから、向き合うのが怖くなってしまうこともある。でも、“ど真ん中”だからこそ、できないと悔しい」 
 
という自分の本音と向き合い、音楽とさらに向き合い、そしてこのアーティストフォーラムの舞台に立ったというお話でした。
 
この“ど真ん中”という感覚、なんかすごく分かります。
 
 
そんな吉田さんの人生のテーマソングは
 
『Spring~ぐぐっと縮んで突き抜けろ!~』
 
というタイトルの、激しい曲でした。

 
 
「ごまかさずに 今のわたしのど真ん中、生きてゆきたい」
 
という歌詞が、前半の語りとの相乗効果で、ぐっと心に響きました。
 
 
安達さんは「アーティストフォーラムは、歌を聴くライブではなく、人生を聴くライブ」と言われていましたが、本当にそうだなと感じました。
 
曲もいいけれど、その前にその人の語る人生や想いがあるから、さらに響いてくる。
 
アーティストフォーラムのサイトでは、「人生のテーマソング」を作っている段階、それを披露した後、バンドリハーサルの後など、ポイントポイントで7人のインタビュー動画が公開されています。
 
http://song-letter.jp/artistforum/
 
安達さんも「さとみんが一番、浮き沈みが激しかった」と言われていましたが、動画にも、吉田さんが曲作りに苦しんでいるところ、バンドリハのあとに歓喜しているところなどが映し出されていました。
 
 
そして一番感動的だったのは、吉田さんがfacebookにあげていた、ある練習日の風景のこと。
 
体調不良や子供のことなどが重なり、練習日の定刻に行かれず、しかも気持ちも沈んでいたそうなのですが、練習に行くと、他の6人のメンバーが、吉田さんのテーマソングを合唱してくれ、それに自分自身が一番励まされた、という報告でした。
 
プロじゃないから、一人一人事情がある中で、それをやりくりして頑張って練習し、でも、みんなが同じ状況だから、お互いにお互いの状況も理解でき、フォローしあっている、そんな7人の関係性も見えてきて、素敵だなと感じるエピソードでした。
 
続く
  
文:遊部香さん
写真:真島由佳里さん
 
#アーティストフォーラム

歌の師匠、安達さんと、陰陽五行論塾の師匠は

おなじことをおっしゃっています。

 

それは、『目の前のひとに、とことんつくす』ということ。

 

おふたりとも、それを実際に生きていらっしゃるので
その背中から学ばせていただいています。

 

安達さんは、出演者6名に対して「そこまで寄り添ってくれるんですか!?」というくらい、許容力、忍耐力、受容力高くあたたかく見守り、励まし、自分で歩み続けられるよう導いてくださいました。

 

そこでいただいた温情、愛情をパワーにして
わたしたち出演者6名は自分とむきあい、曲作りに取り組めましたし
強い絆をはぐくんでゆくことができました。

 

ライブのラストのラスト、アンコールで安達さんが「流れるままに」を歌われたとき、くしゃくしゃの笑顔でぴょんぴょん飛んでいて、
めちゃめちゃ楽しそう!!!でした^^

 

あぁ、目の前のひとに尽くし続けて、そのひとが輝いたら
その喜びは自分に何倍にもなって流れ込んでくるんだなぁ。

そして愛情をおくっていた人たちから何倍もの愛情が返ってくるんだなぁ。

というのを目の当たりにさせていただきました。

 

ステージで歌いたい。バンドと一緒に歌いたい。

その夢がかなっただけではなく、
生き方、あり方まで教えていただけた、連続セミナーのような
アーティストフォーラム2017でした。

 

わたしは、目の前のひとに、とことん尽くせているだろうか?

自問自答し、意識して行動を選択してゆきたいと思います。

 

2017年9月9日に出演しました、アーティストフォーラムの
レポートを連続でご紹介しております^^

その①
その②
 
◆1人目 きゃっちゃ~黒須 伸二さん(テーマカラー・黄色)◆
 
安達さんの話の後、いよいよ一人目の登場です。
 
1人目は、黄色いシャツを着た優しそうな男性です。

 

7000人社員がいる大きな電機メーカーで「保守」の担当をしている「きゃっちゃ~」黒須さん。
 
保守→捕手→きゃっちゃ~ という言葉遊びだとか。
 
 
アーティストフォーラムの一人一人の舞台は、
 
・その人の簡単な生い立ち~現在が分かるスライド
・「テーマソング」以外の曲を披露
・安達さんとの掛け合い(「僕との最初の出会いは……だったよね」みたいな軽い感じの)
・照明が暗くなって、歌う人が一人で、自分の人生について数分語る
・人生のテーマソングを熱唱
・「歌ってみての感想は?」という安達さんの質問に答えて、退出
 
という流れで構成されています。
 
 
黒須さんが最初に歌った曲は、木山裕策さんの『home』。
 
「帰ろうか もう帰ろうよ 茜色に染まる道を♪」
 
という曲ですね。
 
 
それを聞いたとき、「上手い!」と思いました。
 
アーティストフォーラムはいつも、トップバッターは「舞台に立つのが初めての人」と決まっているそうで、確かに緊張しているのは分かるのですが、でも、本当に上手い!という感想。
 
そこでまず、「素人の歌の発表会みたいなものでしょ?」という考えが間違いだったと気づきます。
 
 
そして、安達さんと軽く会話をした後、きゃっちゃ~さんは、
 
・保守という、誰もしなければ困るのに、やってあって当たり前で、地味な仕事が嫌いだったこと
・40過ぎても結婚もせず、実家で暮らしていて、父親に「お前のことが心配で、死ねない」と言われてショックだったこと
・保守を「きゃっちゃ~」にするなど、ダジャレで人生の楽しい部分を見ることを教わり、人生を楽しむと決めたこと
・人生を楽しむと決めたら、人生の伴侶が見つかったこと
・1年前に、自分のことを心配していた父を亡くしたこと
・「手を握ってくれないか」というのが最後の言葉だったこと
 
を語り始めます。
 
 
そして、「手を握る、つなぐ」がテーマの曲を披露します。
 
「出逢った人に運ばれる。だからみんなと手をつなごう」
「支え合えば越えられる。だからみんなと手をつなごう」
 
そんな歌詞が印象的な、優しいけれど、元気あふれる曲でした。
 
黒須さんからは、確かに元気の色「黄色」をもらった気がします!
 
続く
  
文:遊部香さん
写真:真島由佳里さん
 
#アーティストフォーラム

◆第一部 幕開け◆
 
最初に安達さんが舞台に現れ、ご自身のテーマソングである『流れるままに』を歌います。


『流れるままに』は、「ただ目の前の人にできることをしていたら、こんな風に人前で歌ったり、人に何かを教えたりする人になっていた」という安達さんの半生を歌った曲です。
 
 
安達さんは一貫して、こう言われています。
 
「思い通りの人生もいいけれど、流れるままに任せたら、思っている以上のすごい場所に行きつけるものだよ」
 
そして、「流れるままに任せる」というのは、「ただ目の前に現れた一人のために何ができるか、それを考えて、実行することだ」と。
 
 
私は去年の夏に安達さんにインタビューさせてもらったのですが(http://vitarals.com/2016/07/adachi.html)、そのときも「目の前の人のことだけ考えていたら、自分の道は開ける」という言葉に、ものすごい気づきをもらいました。
 
私はそのインタビューのときが安達さんと会った最初でした(アーティストフォーラム2016の出演者である さわとんから、素敵な人がいると紹介してもらったのです)。
 
 
そして、それから1年ちょっと、安達さんと関わるたび、安達さんが上っ面ではなく、本当に「目の前の一人に全力を注いでいる」姿を見てきました。
 
だからこそ、この曲の歌詞が、去年より一層心に入ってきました。
 
 
『流れるままに』を披露したあとは、今年のテーマカラーが「安心と調和の緑」であることが発表され、アーティストフォーラムを始めたきっかけを話されました。
 
それは
 
「14年前から一人の人に想いを伝える歌を作るソングレターという活動をしているけれど、ソングレターの10周年の際、一番伝わるソングレターは、自分の人生のテーマソングを本人が歌ったものではないかと考え始めた」
 
ということでした。
 
 
それだけで、なるほど、と思いましたが、ファーストステージのラストでは、さらに深く掘り下げた話も聞け、それも非常の心を打ちました。
 
(レポートの中ほどに書いていますので、お楽しみに!)
 
続く
  
文:遊部香さん
写真:真島由佳里さん
 
#アーティストフォーラム