オーラソーマと勇気づけワークショップ | Smile the First 店長日記

先週の日曜日、我孫子市内で開催された「いるかの学校」 というイベントで、初めて、オーラソーマを体験しました。マダムまちさんは、聞き上手で懐の深さを感じる温かい雰囲気のみんなのお母さん、のような空気が漂っていて、初対面の息子も安心感をもったようでした。

まちさんの言葉で、息子が上下に色の分かれたたくさんのボトルの中から4本を選ぶと、その選んだ順番から、前世、過去、現在、未来が語られました。その内容は息子本人も、親の私も、どきどきするほど息子の精神状態を代弁し、大震災以来抱えていた不安のうちの少しを解放し、勇気づけてくれました。占いではない、というところが不思議な世界。本人が、こうありたいと願う状態に近づくために、心の持ちようだけでなく、具体的に実行できる行動の指針まで示されるのが、抽象的な占いとは一線を画します。


文字で書いてしまうと、眉唾に聞こえてしまうかもしれないけれど、これは百聞は一見に如かずの世界です。チラシ1枚では、参加する気が起きなかったかもしれません。信頼できるみっちゃんのおすすめの言葉がなければ。なにかにすがるよりも、自分で努力してみたい、という方におすすめです。努力の方向がみえます。


そして、勇気づけワークショップ にも親子で参加しました。これはとっても良いと思いました。アドラー心理学に基づいた体験型学習講座だそうで、小学2、3、4年生を含む親子7人が参加しましたが、たとえば、電車のなかでこの5人のうち許せないと思う順番を理由をそえてつけてみてください、と。(鼻をほじっている中年男性・化粧している女性・大声で携帯で話す中年女性・高齢者に席をゆずらない若者・かけまわる子供を注意しない母親)。つけた順番がそれぞれ違うことを参加者は学びます。違って当たり前、違うことは悪いことではない、感じ方はひとりひとり違う。。。


違っていてもいいんだという安心感、違う意見を言い合うことから生まれる安心感。学校教育にも取り入れてほしいなあと思いました。いえ、Noと言えない日本人にならないうちに、ぜひ幼少期からニコニコ


ママ友だちと「同じ」ということに安堵を覚え、意見が違うときは黙ってスルーして衝突をさけようとしてきたことに違和感を感じたことはありませんか。出会ってこんなワークをみんなで行ったら、もっと風通しのよい集まりになるかもしれません。


いまは放射能問題で、ママ友達どころか、夫婦でさえ、価値観の違いでぶつかったり、苦い思いをした方は少なくないと思います。賛成・反対ではなく、聞く姿勢をもつ・自分と違う意見も受け止めてみる、という幅をもつのも大切、とあらためて気づかせてくれるワークショップでした。