来週木曜日に施術にいらしてくださる響気整体の吉村先生。いつも子育てに有益な情報を教えてくださるのですが、夜泣き専門保育士*清水悦子さんのブログ
が、これまた素晴らしくて。メルマガも登録させていただいて、拝読しているのですが、皆様にもとってもお伝えしたい内容だったので、一部抜粋させていただきます。
以下。
昨日のブログ「寝かせようと意識しすぎない!!」
http://ameblo.jp/yonaki-byby/entry-11052537508.html
で、お昼寝させようと思った時間に赤ちゃんが寝てくれなかったとき、なぜそれほど
にイライラしたり悩んだりしてしまうのかということに触れました。
そこには、単純に「家事の時間がなくなるじゃない~」という思い以上のものが
隠れていたりします。
それは、「自分の思うとおりになるべきだ」という思い込みです。
赤ちゃんにもそれぞれ個性があって、自分とは別の人格・感覚の持ち主ですよね。
頭ではわかっていても、どうしても赤ちゃんを自分の思うとおりにコントロール
したくなって、思うとおりにいかないとイライラしたり悩んだりするんです。
これは、自分と赤ちゃんとの境界線が曖昧なために起きています。
たとえば・・・
眠れる環境をつくるのは自分(ママ)の領域の問題です。
でも、そこで眠るかは眠気や気分次第で、赤ちゃんが決める領域です。
おいしそうな離乳食つくるのは、自分の領域です。
それを食べるかは、赤ちゃんの領域です。
この境界線が曖昧だと、「なんで寝てくれないの?」「なんで食べてくれないの?」
の、イライラや悩みのスパイラルに陥ります。
境界線がしっかりしていると、「自分はちゃんとやっているし大丈夫」と思え、
赤ちゃんにしっかりと意志があることが実感でき、その状況を受け入れることが
できます。境界線をどこで引くかは、自分がコントロールできることかできないことかを
考えるとわかります。
ママは自分の行動はコントロールできます。
でも、赤ちゃんの睡眠欲や食欲は、ママにはコントロールできませんよね。
今度、イライラしたとき、「これは自分の領域?赤ちゃんの領域?」と問いかけて
みてください。
赤ちゃんの領域だと気づいたら、コントロールしたい気持ちを手放しましょうね^^
この、「境界線」という考え方は、赤ちゃんとの関係だけでなく、さまざまな
人間関係にも言えます。
私は「みんなによく思われたい」「批判されたくない」という思いが強くて、いろいろ
な活動に自分でブレーキをかけていました。
でも、受け入れてもらえるかや否定・批判されるかは、私がコントロールできる領域
の問題ではないんですよね。
私ができることは、自分の想いを正直に表現することだけ。これが自分の領域。
それをどう受け取るかは、相手の領域。
個別相談も、境界線が引けていないがゆえに、相談者の気持ちに引きずられすぎて
自分の悩みのようになってしまうことが多くありました。
この「境界線」という考え方を知ってから、ずいぶん楽にはなりましたが、
まだまだ修行中の身です^^;
人間関係でイライラしたり、悩んだりするときは、相手の領域に踏み込んでしまって
いることがほとんどですから・・・
自分のところに戻ってこよう!と、日々思う、今日この頃です^^
以上。
皆さまいかがでしたか?