日曜日、柏駅で行われていた動物実験反対のパネル展示を見ました。画像は、皆様がご自身で検索してご覧になる機会を得ていただきたいと思います。
やらせ画像ではないかと疑うほど、やらせ画像であってほしいと願うほど、ひどいものでした。
商品の開発や提供の裏側で、こんなことが行われていたなんて、知りませんでした。いえ、知っていたかもしれません。ちゃんと知ろうとしていなかったのだと思います。
駅を出たら、目に入らないはずがない場所でパネル展示されていました。もし、タイトルだけが看板に書かれていて、会場はあちら、なんて矢印になっていたら、私は、たぶん足をむけなかったと思います。知る勇気がなかったと思います。
ここに画像を掲載しないことも、看板に矢印だけを書いているのと同じことかもしれません。
海外では消費者のボイコットによる企業の動物実験廃止例が多く存在するそうです。日本では起こりにくいのはなぜでしょう。
企業で働いている社員にも家族がいるだろうな、動物実験があったから医療も発達して、もしかしたら家族が今後救ってもらえる手立てになるのかもしれないな。もう何度も商品も購入してしまったし、購入を避けたくても商品のラベルに情報がない。
声をあげないのは、賛成しているのと同じこと、とあったポスターの文字に胸が痛みました。
私はこういうことをしている人間社会の一員だったのか、とがっくりきました。罪のない動物を死なせてまで化粧品を使おうとは思わないし、冬を毛皮で過ごそうとは思わない。思わないのに、そういう歯車のひとつに、私もなっていたと知った衝撃。犠牲になった動物たち、ごめんなさい、ごめんなさい、と思いました。