いま 子供たちのために大人ができること | Smile the First 店長日記
震災後の1週間の営業が終わりました。

いまだに悪い夢を見続けているような気持ちになることがあります。毎日忘れたころにやってくる余震。復興も長丁場になりそうです。

昨日は2時からおもちゃコンサルタントの橋本さんが、木のぬくもりを伝えてくれるやさしいおもちゃやドイツのボードゲームなどを持ってきてくださって、店内は明るい笑い声が響き続けました。

いまはみんなが不安です。大人が子供のためにできること。それはきっと、子供の横でテレビの画面を食い入るように見つめて、ため息をつくことではないのです。

子供たちにわかる言葉で説明して、安心できるようなメッセージを伝える。一緒になって遊びに没頭する時間を作る。抱きしめる。笑って一緒にご飯をたべる。そんなことを日々続けていくしかないのだと思います。

ただ不安がっていても、物事はいいほうにすすまない。笑っていてもいいほうにすすまないかもしれない。けれど、子供たちには笑って接しているほうがいい。

橋本さんがおもちゃを持ってきます、といって下さった意図が痛いほどわかります。できることなら、被災地の子供たちのところにもおもちゃを持っていってあげたい。外出を控えて部屋で過ごしている親子さんたちにも届けてあげたい。

子供たちに混ざって一所懸命に遊んで遊んで遊びたおす橋本さん。かっこいい大人の姿だと思いました。輪投げをしながら踊る橋本さんの猫ダンスに、子供たちはおなかを抱えて大笑い。みんなの笑い転げる姿をみて、橋本さん、ありがとう、ありがとう、って何度も何度も思いました。

おもちゃコンサルタントさんがおもちゃで子供を元気にする、歌い手さんが歌で日本を元気にする、親が赤ちゃんのお世話をして日本を元気にする、プレママがおなかで赤ちゃんを育てて日本を元気にする、みんな復興に繋がるのです。あなたが元気で生きている、それだけで復興に繋がるのです。