出会いと再会 | Smile the First 店長日記

Img_3533 雨で始まった、寒い一日でした。桜はこの雨で散ってしまったでしょうか。。。お天気の悪いなか、今日もSmile the First にご来店くださったお客様、本当にありがとうございました。気温差が激しくて風邪をひきやすい時期ですね。どうぞ皆様、気をつけてくださいませ。

さて本日のお写真は、松戸市常盤平のさくら祭りです。ちょっとアングルが悪いですが。私には、とてもとても懐かしい場所、ときわだいら、です。2月28日の店長日記 にも記しましたが、小学1年生までさくら通りに面する家に父と母と3人家族で住んでいました。桜が満開になったというニュースで、もう一度、訪れてみたくなり、日曜日に行ってきました。住んでいたのはもう30年以上前のことですが、牛乳屋だった我が家のお隣のお隣にはとこやさんがありました。わずか3つ年上の「とこやのたっちゃん」が4歳前後の私の面倒を本当のお兄ちゃんのように、いつも見てくれたのをよく覚えています。

・・・義母と、4歳の息子の手をひいて、「とこやのたっちゃん」の家の前まで行くと。30年以上経ったその同じ場所に、理髪店「ウメツ」さんは、きれいなたたずまいで、営業をされていました。お店のドアを押し開けると、カラコロ~ンと優しいドアベルの音が鳴りました(←たぶん鳴った気がする)。タオルをたたむ手をとめて「いらっしゃいませ」と言った男性は、間違いなく、「とこやのたっちゃん30年後」でした。そして、そばにいたのは、当時とまったく変わらない「たっちゃんのママ」でした。「30年前に隣の隣に住んでいた牛乳やの娘です。」と告げると、「たっちゃんのママ」は「!! ともちゃん?!」と、前のめりになりながら、すぐに私の名を呼んでくれました。30年の時空を一瞬で飛び越え昭和40年代前半に戻ったような感覚。当時、まだ20代になって間もない両親が一生懸命働きながら私を育ててくれた場所。当時を知るひとに再び会えた感激で涙があふれてきました。息子の「はぁやくぅ~、あの公園であそぼうよ~う」とせがむ声と、袖をひっぱる手に、平成19年に引き戻された感覚。本当に懐かしく、心が温かくなった再会でした。毎日のように遊んだ公園。息子がぶらんこの順番を待つ姿に、当時の幼かった自分の姿が重なりました。

4月は新しいひととの出会いがある季節ですが、懐かしいひととの再会も、よいものだなあと思った一日でした。明日も、Smile the First で、新しい出会いと、うれしい再会が、たくさんたくさんありますように。ご来店、心よりお待ち申し上げます。