久々のバナナマン | Smile the First 店長日記

今日もSmile the Firstにご来店くださったお客様、本当にありがとうございました。またのご来店、心よりお待ち申し上げます。

今日はバナナマンこと実家茨城の父が、久々にSmile the Firstに登場しました。母手製のお赤飯や自家製の白菜の漬物、乾燥芋、得意のきんぴらごぼうなどなどを抱えてきてくれました。年をとったせいでしょうか、久しぶりに父の顔をみて、まだ温かいお赤飯を受け取ったら、なんだか目頭が熱くなってきてしまいました。「お客様がいらっしゃる。泣くな。泣くな。」と自分に言い聞かせているうちに、もう涙がいっぱいになって父の顔も見れなくなりました。お正月に会ったとき、両親の言葉の端々に、私たち娘家族のことをいつも想ってくれている気持ちがひしひしと伝わってきました。父は「こどものことは、いいときだって、悪いときだって、心配なんだよ」と。

そんなことがあって、1か月も両親にメールのひとつも送れずにいて、5歳の息子に「いいときも悪いときも心配なんだって。お母さん、じいじにメール送りにくくなっちゃったよ。」とぽそりと言いました。すると息子。そんな簡単なこと!とでも言いたげな顔で「そりゃあさぁ、いいとか、悪いとか言わないでサ、じいじが笑っちゃうことだけメールすればいいじゃん!」と。

こどもってすごいなあ、と、思います。息子がよくやっている孫悟空のカメカメハに勝るとも劣らないお悩み破壊力。

というわけで、先日の日曜日、雪とたわむれて犬のように喜ぶ息子のムービーを送信したあと、間髪いれずに、父から「明日母ちゃんが赤飯届けろって言うから、行きますヨ」というメールが届いたのでした。

父が届けてくれる母の手料理、そこには温かい故郷がありました。