(2013年8月30日に書いた怪談グランプリの感想をコピペしたものです。)
こんばんは すまいる・1です。
では~
8.かわって? 柏木美里
以前 病院勤務をされていた時の
(女性の)先輩から聞いた話
余命3年のゆうこちゃんという
女の子がいました。 ある日
ゆうこちゃんと先輩が話して
いた時 ゆうこちゃんが、
ナースさんていいなぁ~
かわって欲しいなぁ~
・・・そうねぇ~ かわろうか?
先輩はそう ゆうこちゃんに
すると
ゆうこちゃんが、
今まで聞いたコトが無い声に
なり、ねぇ、かわってくれない?
驚く先輩
しかし、すぐにいつもの ゆうこちゃんに
・・・それから、ゆうこちゃんは
旅立っていってしまいました。
ゆうこちゃんと最後の対面の時
先輩が近付くと、
なんと!ゆうこちゃんが起き上がり
はやく、かわれッ!
そういい終えると、
ゆうこちゃんは安らかな寝顔に
戻り、それは幻のような出来事でした・・・
しかし、その後
先輩は病院を休むようになり、
心配した同僚が、家に御見舞いに
いくと、ゲッソリと痩せ、生気の無い
表情をした先輩を見て、
これは危険だとお寺に連れていき
御祓いをしてもらったそうです。
それからは、元気になり、
病院に復帰されました。 先輩は
言いました。いかなるどんな状況で
あっても患者さんと約束をしては
ならない。・・・と
10.マンション 三木大雲
夜 マンションの管理会社から
電話があり、近くだからと車で
マンションへ。依頼通り 8Fへ
エレベーターでいくと、
ワンフロアーに1室 エレベーターを
降りると、入り口で、宝石商をされてました。
夜中 2時になると物音がするので
見にいくと、小さな女の子が指輪を
はめて遊んでいる。 誰?!と声を
かけると、女の子は消えて、下に指輪が
落ちる。 その現象が数日続いてる・・・
三木さんはお経を唱え、その間
ここにいてはいけない。然るべき場所に
行きなさい。そう念じていたそうです。
帰り、エレベーターで下に降りると
4F辺りで急に速度が落ち、
エレベーターの窓から、フロアを
見ると、こちらに向かって手を振る
女の子が・・・
・・・それから、1週間後
また、同じ管理会社から電話があり、
今度は、4Fへお願いします。と
4Fは歯医者さん
やはり、小さな女の子が器具で
遊んでいて、声をかけると消える
夜中の2時に・・・
また、お経を唱えながら、
このマンションにいてはいけない。
いく所がないなら、私についてきなさい。
そう念じたそうです。 その帰り、
エレベーターで1階に チンと音が鳴り
表示を確認すると、間違いなく 1と
その時 防犯用のモニターがあるのに
気づきます。 それを見ると、
三木さんの後ろ姿が映っていて、
その後ろにピッタリとくっついている
女の子の姿が・・・
ああ・・・そうか・・・
ドアが開いたので、さぁ、いくよ。
ついておいで。そう言って振り返りますが、
誰もいない・・・
車でお寺まで帰り、駐車する際
バックミラーを見ると、後部座席に
小さな女の子が。
・・・それから、その女の子は、
三木さんが車で出かける時は、
ついてくるようになり、しかし、
車からは降りようとはせず、
また、お寺に住むようになり、
参拝にきた人から、あの女の子は
誰ですか?等聞かれるようになったとか。
三木さんの家族の方も目撃しており、
三木さん曰く 家族がひとり増えた
感じだと。今日も女の子はお寺で
遊んでいます。
11.廃病院 島田修平
愛知県にある有名な心霊スポット
である廃病院に芸人3人が肝試しに
その廃病院には、あるルールが存在し、
それは、絶対に3Fには行かない・・・
1Fに入ると、壁にペンキのような
血のような赤い文字で、
私の死体はこちら と。そして、矢印が
それは、2Fへ そして、3Fへと続く
・・・3Fは
・・・どうする?
意を決して、3Fへ行く3人
3Fへ行くと、その文字に変化があり、
私の上半身は、こちら
私の下半身は、こちら と、
矢印が左右に分かれており、
・・・どうしよう? ・・・帰ろうか?
・・・
上半身は怖いけど、下半身なら
それを見たら、帰ろう!と
下半身の矢印をたどる。
矢印の先には、ロッカーがあり、
ここか・・・?
思い切って、ロッカーを開けるが
何にもない・・・
・・・
なんだ・・・
しかし、ライトを持っていた
ひとりが震えている。
・・・どうした?
・・・あれ と指をさした先を
見ると、ロッカーに文字が、
いま、上半身は、
そちらにむかっています
・・・と。