夫婦2人暮らしの52歳です。
 
初発で湿潤性乳管がん  (炎症性乳がん)
ステージ4  ルミナールB 手術不適応告知
 
 
ベージニオの資料をもらったとき
服用している方のブログを読んでいました。

あるブログでベージニオを
勧められた奥様に飲ませてあげたいけど
薬価が高く続けて飲ませてあげられないかもと
ご主人が悩んでいるのを目にしました。



ベージニオは1日2錠服用です。
最初は150mgから始めることが多いようで

薬価は100%自己負担だと

150mg  7917.5円/錠

1日分で15835円、30日分なら475050円です。


健康保険は基本的には3割負担なので

1日分で約4750円、30日分だと142515円です。


減薬する場合の薬価(100%自己負担)
50mg    3049.7円/錠
100mg  5567.7円/錠  になります。


 
病状の重い奥様を助けたい気持ちと
現実問題でご主人が悩んでいるのだろうと
思いました。
 
 
一般的には2年間と言われているベージニオ。
私の場合はステージ4で薬が合えば
それ以上継続と言われています。
 
 
 

 
今回、14日の診察で処方され、会計。
限度額適用になる前の投薬料をみて
これだから、継続を悩む人がいるんだ
と改めて思いました。
 
 
 
明細に書かれた投薬料(14日分)は
 
67737円(3割負担)
 
【内訳】
ベージニオ150mg  2✕14日分(分子標的薬)
ロペラミド1mg  2✕30回分(下痢止め)
カロナール300mg  2✕5回分(解熱剤)
レボフロキサシン500mg  1✕7日分(抗生剤)
レトロゾール2.5mg  1✕14日分(アロマターゼ阻害薬)
トアラセット  4✕14日分(痛み止め)
ビオスリー  3✕14日分(整腸剤)
 
*レトロゾールとトアラセットなら2000円程度。
 
 
 
 
私はそれでも院内処方なので外来、薬局が
まるごと同じ会計で高額医療費制度扱いになり
今月の限度額適用されることになりました。

外来と薬局が別会計ならそれぞれで
高額医療費、限度額適用になるため
私はかなり助かってます。

  
 
もし国民皆保険制度がなければ
今のように仕事をしていても
いずれは底をつき
早い段階で治療をやめて
無治療を選択していたでしょう。

いや、最初から
無治療を選択していたかもしれません。
 
 
標準治療をみんなが受けられる制度。
とても感謝しています。