コロナウィルスに関する
「緊急事態宣言」が出されましたね。
世の中が
今迄と違った
新たな方向に向かって
進んでいる様に思われます。
古きものが崩れ、
新しいものに入れ替わる前は、
混乱し混沌が増しますが、
必要なことをしつつ、
心の内側は、
平安を保ちたいものですね。
ランちゃんは、この頃になると、春の香りを嗅ぎますさて、
前回の続きです。
個別に見ていって
過去世においての
お父様との関わりは、
今と同じ様に父と子という親子(男子)関係でした。
父親は、
言葉で説明することが下手な為、
子供に教育をしようとして、
つい、手が先に出てしまいます。
子供としては、
言い訳というか、
自分の行為の説明もできないまま
叩かれてしまうことに、
理不尽さを感じていました。
そういう訳で、
この時も、
親子関係は、
あまり良いものではありませんでした。
次に、
お母様との関係ですが、
この関係性が
今世に1番影響を与えているようでした。
当時のお母様は、
普通の女性ですが、
何の罪もないのに、
魔女狩りか何かの濡れ衣をきせられ、
牢獄に入れられるところでした。
クライアントさんは、
そこの門番をしていて、
槍を持ったガタイの良い男性です。
何が起こっているのか分からないで
怯えているその女性(今のお母様)を
無感情のまま牢屋に入れるのが、
彼の仕事でした。
そこで、
過去のご自分と、
クライアントさんとで
色々お話をしてもらいました。
「この女性は、
何か罪になることをしたのですか？」
と聞くと、
看守は、
「この人が何をしたのかは知らないけれど、
自分の仕事だから、
監獄にいれ見張るだけだ。」
と言います。
また、
「上の命令に従わないと、
自分が危ない目にあう。
だから、仕事としてやっているだけだ。」
と、今、目の前にいる女性にも、
自分が何をやっているのかにも、
無関心でした。
現在の私たちも、
こういうことは
とても多いのではないでしょうか。
その時の自分の立場を
保守する為に、
自分が何をしているのかを
知ろうとせず、
ただ、上からの言いつけを
こなしているだけで、
日々が平穏に過ぎていく。
そして、
気が付けば、
結果、
誰かを苦しめることに加担していた。
(私も体験済みです)
この場合も、
時代背景を考えると、
まぁ、無理もないこと、
とも考えられますね。
でも、
魂意識からすれば、
この在り方は、
目覚めた在り方ではないのでしょう。
前世の未完了の課題として、
現世に持ち越している感じです。
先ず、
イメージの中で、
安全安心の場に移動してもらい、
全ての時代的な条件を外して、
捕われた女性(母親)と、
看守としての自分、
そして、
今のクライアントさん
には観察者として参加してもらい、
色々本音で話合ってもらいました。
立場を入れ替わって、
お互いの気持ちを確認することで、
様々な角度から物事が見え、
相手の気持ちも分かり、
本当は、自分はどうありたいのか、
が明確になってきます。
その頃には、
私はあなたで、
あなたは私、
という感覚が分かり、
自分の立場を護りたい！
という、保守的な考え方を
簡単に手放しています。
もう、
お互いに理解し合い、
お互いが幸せになることが、
心地よくなってくるからですね。
(分離から統合へ)
クライアントさんの感想の中に、
「自分のなりたくない職業のNo.1が
犬猫の殺処分の仕事」
とあり、
現世では、
保護の側で動いている。
というのも、
この時の経験が活かされている
のかもしれませんね。
それはそうと、
私たちは、
とっても嫌なこと、
傷つけられたと感じることがある一方で、
必ずと言って良いほど、
傷つける側もやっています。
それは、
過去世でだったり、
現世でたったり色々ですが。
まぁ、
どちらも体験したいってことで、
欲張りなんですね、笑笑。
そして、
どちらも体験するからこそ、
反対の立場になると、
同じ様に反応するんだなー、
ということが分かり、
あー、
あなたも私も同じなんだー、
となる訳です。
どちらも体験することで、
物事をよりニュートラルな立場で、
観察することができる様になり、
実は、被害者も加害者もいないんだ、
ということが腑におちます。
多角的に見ることは、
面白い発見があり、
苦しみが減りますね。
さて、
弟さんとの関係性は次回にお話します。
今日も、
読んで下さりありがとうございました😊