秋といえば♡
夏に引き続き
日本の美味しい果物がわんさかと並ぶ季節です。
先日はシャインマスカットを
実家に二房持ち帰り
あっという間にみんなで完食。
甥っ子が果物大好きなので
甥っ子にたくさん食べさせたく、
東京に戻ってから自分用にまた一房
追加で購入しました。
今日は梨とピオーネを。
果物は体にいい、とも言うし、
果物は太りやすいからあまり食べない方がいい、
とも言います。
これ、どちらが正しいのでしょうか。
実は、
どちらも正しいのです。
↑夏は2玉分のメロンをブランデーで楽しみました♪大人の贅沢♡
果物には、
栄養素がたくさん含まれています。
ビタミン類、ミネラル、食物繊維、ファイトケミカル。
もちろん糖質も多く含まれますが、
これらの栄養素の存在を考えると
間食をするにはお菓子に比べたら
断然果物の方がメリットがあることが
わかりますね!
この糖質こそが、
果物は太りやすいからあまり食べない方がいい、
と言われてしまう原因なのです。
確かに果物の果糖は
脂肪に変換されやすいという
科学的データがあります。
なので、
普段から糖質を多く摂取している人は
当然注意が必要となります。
がしかし。
豊富な果糖はあるものの、
食物繊維も天然の水分も豊富なため、
急激な血糖値上昇を(お菓子類と比べると)しづらかったり、満足度が高かったりというメリットもあります。
果物はカラダにいいのも事実。
食べ過ぎれば、果物も太りやすい食材に変わるのも事実。
どちらの事実もしっかり受け止めた上で、
丁寧な食べ方をしてあげることができれば
それでいいと私は考えています(^_−)−☆
日本ならではの旬の果物は
絶対に楽しみたい派なので、
おやつの代わりに果物を楽しむことは
良いことと思っています。
そして、先日、
ニュースでも取り上げられましたが
野菜・果物を多く食べると死亡リスク低下
という後追い研究結果が発表されました。
この後追い研究の年月はなんと20年間!!!!
(学生の頃、単位の一つに統計学があったので、後追い研究ほど大変なものはないと実感しています。被験者を20年間ずっと調査し続け結論を出す、ということです)
しかも対象は
国内在住の人で、
地域は11箇所。
40〜69歳の男女約9万5千人ですから
しっかりした人数を持っていると感じます。
(先日まで治験を大急ぎでやっていたイベルメクチンは
1年間ちょっとの期間で対象人数はわずか1万人です。
これは特別枠なので仕方ないですが・・・)
野菜や果物を多く食べる人は、そうでない人と比べ、20年以内に死亡するリスクが7~8%低かったとの研究結果を国立がん研究センターと横浜市立大のチームがまとめた。ビタミンや食物繊維を豊富に含む野菜や果物の摂取は健康のために重要とされるが、国内の大規模調査で裏付けされたのは今回が初めてという。
というわけで、
たっぷりの野菜を楽しむ食生活を
大切にされている方はぜひそのまま継続を!!
果物をあまり摂取してこなかった、
という方は、
ちょっとしたおやつや
ご家族との団欒に
果物をぜひ楽しんでみてください(^_−)−☆
そして、
今、体型を大きく逸脱してしまっている方は、
糖質の摂り方を
・間食面で問題はないか?
・体にいいからといって果物の過剰摂取をしていないか?
を振り返ってみてくださいね〜
高久恵美子