私も、かつては人並みに所有欲にとらわれていた。 | 明日が変わる捨活トレーニング

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私もモノへの執着は強かったと思います。
かつてはクローゼットに、いっぱい服を持っていたこともありました。

そして、人並みにいつも着ていく服が見つからない。何を着ていいかわからない。と、自分のセンスのなさを棚に上げて、不満ばかり言っていたような気がします。
ならば、全部捨てても惜しくはないのに、いつか着れるかも、何かと組み合わせればうまくいくかもと思っていました。

けれど、いつか着ることもなく、何かと組み合わせてコーディネイトすることもなくタンスの肥やしとして持ち続けていました。

今思えば、あの頃は結構きつかった(笑)

 



「執着すると引き寄せが叶いにくくなる」と聞いたことがある方は多いはず。

 

でも、「引き寄せの法則」とは願うことがスタートです。

オシャレになりたいと願うことは、服を手放せばいい。ということなんでしょう。本にもたくさん書いてあるし、それは十分にわかっていました。

それでも
「執着は手放した方がいい」と言われても、なかなか手放せない。
執着していることで苦しんでいるのに、やめることができない。
頭では「執着は手放すべき」と分かっているのに、手放せない。
そんなジレンマを抱えながら、生きてきました。

執着を捨てられない!
それにはちゃんと理由があるのです。
「手放す」と「失う」の違いを理解していなかったからなのです。
服だけでなく、お金や人間関係も手放すことは失うことだと…
 

では、「執着する」って、どういうこと?
「執着」の意味は、ある物・者・事に心をとらわれて、そこから離れられないこと。「執着」と聞くと、重いイメージがあるかもしれませんけれど、全く執着のない人間はいないのです。生きること自体が、”生”に執着しているのですから

執着の原因は、「不足」や「不安」や「恐れ」です。

 

そもそも、執着とは?
それがないと困ると勘違いしているということと、そう思い込んでることなのです。
わかりやすいものでいえば、お金や人間関係への執着です。それ以外にも、人は仕事や情報や知識、そういったものに執着しているのです。執着が強くなれば、どんどん引き寄せは叶いづらくなっていく。
自分軸がブレていたり、自分の本当の望みが見極められていないと執着するものが増えてしまったり強くなったりしてしまうのです。

執着している時、人は執着しているモノに”満足”していないからで、自分に自信がないから、モノや人に頼ってしまおうとします。

自分に自信のある人は、今持っているモノに満足しているので、これ以上を欲しいとも思わないし、クローゼットを見渡しても、今の自分に必要か、必要でないか、見極めが出来るのでしょう。
そうすると、今、必要としているモノや、何が足りて足りないかも見えてくるのでしょう。

実際に「執着を手放す」と引き寄せは楽に叶うようになります。
 

けれど、わたしたちは、生きている限り完全に執着を手放すことはできません。
生きていることそのものが、”生”への執着です。その時々に、執着するものは形を変え、生まれてきます。
あれだけ好きだったモノなのに、今は少しも好きではなくなって、別のモノに執着するなんてことはしょっちゅうあることです。

執着が完全になくなることはないのですから、執着を手放すことに執着することもないのです。

 

 

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