去年の6月にミ・ナーラで行われたお仕事体験。
こちらがまたありましたので、再度行ってきました。
大阪のお友達も一緒に。
彼女は小学6年生なのでラストチャンスですね。
でも、いっしょにやろ~って言っていたカフェは混雑の為、いっしょにはできませんでした。
第一弾のお仕事があっというまに売り切れに、その中の売り切れ直前の広告店の販売係をお姉ちゃんは選んだので、離れ離れに。
konekoは次の時間のお仕事を選んだので、カフェの定員さんをやれることができました。
でも11時20分まで待たないといけない。
まだ10時55分です。
なのに、時計の感覚がないからか、不安に襲われてどこかのお店を見ることもできないkoneko。
「もうすぐだから!」と言うのです。
普通は「まだ25分ある」なんですけどね。
なだめすかして、次のお仕事を決めるためにも10分だけ色々見て回りました。
そしたら、どれもこれもやりたくないらしく…(ノД`)・゜・。
第一希望がお米屋さんのデザイナー
第二希望がこの前やったカメラマン
くらい。
そしたら、ハローワークで運良くデザイナーがあったので、次の次の時間のデザイナーをGET。
時間ギリギリだけど、カフェとこめやは隣同士でしたから、間に合うことが出来ました。
カフェのエプロンは、長身の為サイズが合わず…バンダナのみでした(^_^;)
説明を聞いて2人1組で動くも、小さい子(多分3~4年生くらい)の方が大きい声を出してくれて、konekoは聞こえない声
私の方にきたけど、そんな感じでした。
運ぶのも小さい子の方がやってくれて…。
konekoは寄付金の箱を持って、口上を言うもやっぱり聞こえづらい
2回目の別のお客さんも、ほぼほぼ小さい子の方が運んだり言ったり。
お前はついていくだけか?
見かねたお姉さん(スタッフ)が違う客にふってくれるも、小さい声だからかフォローが必要…。
そこで時間切れでしたが、「ありがと~」で明るくハイタッチしようとスタッフのお姉さんが手を出すも、出さないんですよ。
ハイタッチしようとしないkoneko。
戸惑うお姉さん。
見かねて、私が腕をもち上げてハイタッチ…。
眼は死んでいる…。
そして、デザイナーは40分あるので、ちょこっと買い物して10分前に行くと、もう出来たと言わんばかり。
いや、なぞっただけやろ!
(おにぎりの絵と、文字はうっすら色がついていてそれをなぞれば良いようになっている)
そこからオリジナリティをだしてカラフルにおいしいよ~とデザインするんだろ!!!と思うんだけど、しぶしぶうっすい文字を小さく書いて終わり(つい口出ししてしまった)。
その前にやってた子も、隣の子もカラフルで可愛かったのに…。
時間余ってるがな!工夫しろよ!!!
とすごくすごくなんか残念でした。
あれですね。
なんにも才能が無いじゃんみたいに思い知らされたようで、とてもショックでした。
デザインならあるいは…と思っちゃったけど、イラストは自由に描いて良いし模写なら良いけど、米屋のデザインは彼女の中にイメージがないんでしょうね。
この決められたデザインをいかに綺麗に装飾し色をつけて、「買いたい」と思うようなクオリティにするのは難しかったのでしょうね。
シンプルイズベスト?じゃかましい!時間いっぱいなんか爪痕残しやがれ。(個人の感想です)
それにしても、またハイタッチしないし。←これ一番腹立つね
コミュニケーション能力が皆無。
自閉症スペクトラム障害+軽度知的障害が働くハードルの高さを思い知らされた1日でした。
出来ない人間を連れてきて、それでも経験になるからとさせる私。鬼だったのだろうか。
実は違うお子様のお仕事体験にも申し込んでいます。
そちらは支援級在籍だよとありのままを備考欄に書いて、それでも良かったら学習の為参加させてくれと申し込みました。
20日に抽選です。
いっそのこと落ちたら、諦めつくな。
小さい子の健常児が楽しんで参加している。
色んな子が緊張はしながらも、そつなくそれなりにこなしている。
(だって、出来るような仕事内容だもの)
お友達のお姉ちゃんだって、派遣だの調査会社だの行って、ニコニコで帰ってきました。
「接客、向いてるかもしれない」と自信を深めたようです。
良いなぁと思いました。
konekoさんは何もできない子だ…。と思ってしまう…。
救いは「楽しかった」と言ったことです。
え、あんな死んだ瞳で不機嫌もしくは無表情だったのに楽しかったの!?と驚いておののきましたが。
楽しかったなら良かったけど。(やはりデザイナーの方が良かったらしい)
長身で大人のようなのに、無表情で小さい声で、感情が乏しいためコミュニケーションがとれないし、仕事も出来ない…。
そして、2つ(1つは倍の時間かかったけど)の仕事でギブ。
拒否ったのでした。
帰りに、態度がなっちゃいないとついつい説教しちゃいました。
でも、これで失敗したと思ってもう仕事したくないって思ったら、お給料がもらえず食べていけないんだよ。と話し、子どものうちに色々経験して覚えていく方が良いと思うよと言ったけど…。
がんばったねって褒めたりもしたけどさ。
ハッキリ言って、私だってもうこんな娘見たくないんだよ。
他人に見せるその態度。障害故なのはわかるけど、仕事と考えたら致命的。
そして、大きな声で話せない、テキパキ動けない、これどうしよう。
やっぱり、障害者ということをある程度理解してもらい、温かい目で見てもらえるような職場の方が向いてるのかもしれないと思いました。
作業所などで、簡単な仕事を覚えて、自信を深めてから次の仕事を覚える。
お給料は低いけどな…。
自信もなにもないkonekoさんが、いきなり仕事が出来るわけなかったのである。
私は、それをはっきりと痛感しました。
今まではなんとかなるんじゃね?と期待もありましたが、もう期待しないことにします。
家での態度はそれなりなので、あんまり感じなかったけど…自閉度がわりと高いのかもしれん。
経験値アップのためにがむしゃらになってましたが、果たしてそれは良かったのか。悪かったのか。
落ちたら良いけど、次のお仕事体験(ミ・ナーラとか夢の商店街じゃないよ、市がやるやつ)、受かってたらどうしよう。
乗り気ではないはずのkonekoさんを連れて行っても迷惑になるだけじゃないかと思い始めました。
受かったら行った方が良いかな。それともキャンセルした方が良いかな。
しかも、こちらは保護者あんまり来るなって感じだし…。
ぬぉぉぉぉ、悩む…誰か助言プリーズ…
物怖じしなく、お仕事体験を心底楽しめる子が羨ましい。
ちょっとの説明ですぐわかって、対応できる子が羨ましい。
…健常児が羨ましい。
そんなことを思ってしまった、母を許しておくれ。
konekoのことを愛してる。
愛してるからこそ、将来が不安なんであるよ。
でも言えるのは、焦らない、だな。
順調に働いて食べていけるはずがなかった。
やる気のない人をその気にさせることはできない。
明るく元気に!と言ったところで、それが出来ない人がいる。
konekoの意識が変わらないとな。
本当に好きなことに対しては顔が輝くもの。家ではニコニコだもの。
でも、外は彼女にとって緊張するわけわからない世界なのだ。
これからも、きっと数えきれないほどの失望を感じ、嫌な気分になったりもするのだろうな。
「当たり前にこれくらい出来ろ」という世間に潰されないようにと、祈るしかないなぁ…
そして潰してしまいそうな私は、一番クソバイス言ってしまいそうだ。
今日も言ってしまったのだから…。
自分の中の常識を当てはめたらダメなんだけどね。
はあああああああ
お口チャックが難しい。
konekoさんはそういう生き物だと思うしかない。
今は良いのだ。ぬるま湯だから。
でも、だんだんと世間の目は厳しくなる。
自力で乗り越える力は果たしてあの人にあるのか。
ちょっとした絶望感すら感じます。
がんばって何かしら生き抜いてくれ。
低所得だから、ずっと援助はキビシイよ(;^ω^)
中学校の備品買いに行くので、ランチもしないで別れたママ友とお姉ちゃん。
次は、儲かったおにぎり通貨を使ってお菓子でも買おうか?なんて話しました。
それでも100円分はカフェに出してしまったので、残りは250円なので割引レベルだけどね。
中学校か…とkonekoが次は小学6年生の現実にも暗澹たる思い。
あぁぁぁ、仕方ないよね。時は止められないもの。
また気分を立て直そうと思います。