先日も
お友達と話していたのですが、
バイリンガル育児って
なんだろう?
と改めて考えることが
ここのところ増えました。
最近ではバイリンガル育児の情報も
いろんな形で手に入るようになりましたが、
その定義は人によって様々。
中には誤った方向性の情報もあるけれど、
もちろん
正解もあるわけではない。
そんな中で、
自分の育児の中で絶対 譲れないもの
さえ揺らがなければ、
錯綜する情報を取捨選択して、
自分の子どもに合った方法を
見つけられるんじゃないかと思います。
わたしの場合、
将来、子どもにどんな大人になって欲しいか?
というのがバイリンガル育児の
軸にあります。
もちろん 本人が幸せであるのが
一番なのですが、
娘に「こんな人になって欲しいなぁ」と思っていることを、
今回 具体的に書き出してみました。
親、家族、お友達に対して思いやりがある
自分(日本文化)を理解し、
自分と違う存在(異文化)に対しても
寛容であること
きつい時も挫けない心の強さ
ハイブリッドなアイデンティティ
(英語でも日本語でも関係なく自分の軸がしっかりあること)
自己効力感を持っている
そして強くは望んでいないですが、
可能ならば
物事を多角的に見れる視野の広さ
語学以外の自分の強み(魅力)
こういったことは、
英語を流暢に話せるように
なることや、
学校でいい成績を取ることとは
必ずしも繋がってはいません。
わが家のバイリンガル育児において
一番 大切な部分です。
だから どんな取組みをするにも
その想いが反映されています。
選ぶ絵本のテーマだったり、
語りかける言葉だったり、
学習する内容だったり。
たとえば、
同じ日本に住んでいて
日本語を話していても
家族のカタチや その人の個性は
多様性に富んでいますよね。
そういう意味では
外国のことを知ることだけが
異文化理解ではありません。
そんな多様性について理解を深めてもらうために
障害に関する絵本や
多様な家族の在り方を描写した本や
人種に関する本などを
見つけては買って、読み聞かせてきました。
この本は障害がある人について
より深く理解できる絵本。
こちらは、人種や見た目が違っていても
「みんな同じなんだ」ということが
絵で分かり易く伝わってくる絵本。
この絵本は、育ての親に
どんな経緯で養子として引き取られて
大切に育てられているか、
子どもの目線で描かれた絵本。
もちろん それ以外の絵本や本も
読んだり、
ただただ楽しい動画を観たりもしますが、
こういった絵本や本をときには混ぜたりして
娘と一緒に話をしたりして
わたしたちを取り巻く世界について
理解を深めています。
こんな風に
わが家のバイリンガル育児の土台には、
ペラペラに話せることや
高い英語力を付けるというよりも
言語(日本語・英語両方)を通して、
上に書いたような部分を
伸ばしていきたいという想いがあります。
(もちろん高い英語力がついたら それはそれで嬉しいですが 笑)
そのときに使われる言語が
日本語だったり英語だったりする
というだけです
昨年から、インスタで
日々の取組みや絵本について
不定期に記録し始めました。
このブログは
どうしても堅い内容が
多くなってしまうのですが、
インスタの方はもう少し気楽な内容です
公にはしていなかったのですが、
尊敬するブロガーさんが
インスタを始めたと書かれていたので
わたしも勇気を出して
こちらに載せてみます
バイリンガル育児で
何かのヒントになれば嬉しいです。
下の画像をクリック、または
smile0922.igで検索してみてください。