久しぶりの更新です。

おととい、5泊6日のシンガポール旅行から戻ってきました。

 

今回の旅行は、

SUNNY BUNNYバイリンガル育成スクール

の認定講師のためのスタディ・ツアーだったのですが、

 

こんな機会は そうそう無いので

娘も連れて行ってきましたニコニコ

 

 

シンガポールと言えば、

多様な文化が反発し合わず

うまく融合している国。

 


そんな国に娘を連れて行って、

 

「多様性を感じて欲しい」

 

「異文化を理解して欲しい」

 

・・・という風に思ったのです。

 

 

娘へのバイリンガル育児でも


多様性を受け入れる柔軟性

とても大切にしてきました。

(過去の記事『多様性と異文化理解』)

 


でも5日間、シンガポールの街を

バスや地下鉄、徒歩で回って感じたことは、

 

その場所、人、文化を通り過ぎるだけでは

異文化を本当には理解できない

 

ということ。

 

 

異文化を理解するには

 

「異質なもの」

「未知なもの」

「経験したことないもの」

 

に出会うことも多々あると思います。

 


それは時に不快なこと、

あるいは怖いことかもしれない。

 

そういったものを知る前に

拒絶するのではなく、

尊重するためには

 

 

日々の生活で

自分とは違う存在に対して

寛容であれるか。

 

そういった柔軟性を育てる必要があると

考えています。

 

 

今回の旅でも、


現地の人から話を聞き、

ほんの一部でも

シンガポールの歴史に触れる機会に恵まれ、



シンガポールの人たちもまた

日々の生活で衝突が起きないよう、

 

長い時間をかけて

互いの文化を理解し

尊重しているのだなぁと感じました。

 

 

1週間や それくらいの旅行では

いきなり身につくものではないな と。

 

 

日本の学校教育で「異文化理解」と言うと、

どうしても英語文化(そのほんの一部)に偏っている印象を受けます。

 

でも それも偏った視点が生まれやすいこと。

 

 

欧米諸国以外の国の文化や民族、

 


そして日本国内だけで考えても

 

いろんな家族の形態、身体的な違い、

性格の違い、ジェンダーの違い、

それぞれの思想や考え方、

 

そういったものも多様性に富んでいます。

 

 

その多様性を受け入れるには、

自分の軸がしっかり育っていなければ

ならないのかなと 感じます。

 

 

「これが わたし(の文化)。

でも あなた(の文化)も尊重する」

 


「わたし(の文化)が好き。

でも あなた(の文化)も好き」

 

 

こんな風に自己を肯定し、

違いを認識し、相手のことも尊重する。

 

それが異文化理解なんじゃないかと思います。


 


小さい頃から

日々の生活でその感覚が育っていれば

そんなに難しくはないのかな と。

 

 

単一文化と言われている日本。

でもそれは民族や肌の色や言葉だけの

問題ではないと感じます。

 

 

同じ民族、肌の色、言葉を話す者同士でも

多様性に富んでいていいと思うのですが、

 

日本社会は

多様性を受け入れる寛容性に欠けていると感じます。

 

 

確かに協調性はある程度 必要だとは思います。

でも、皆んなが皆んな 同じじゃなくていい。

 

「出る杭は打たれる」

 

「右にならえ」

 

と言った文化ではなく、



「色んな杭があっていい」

 

そんな風になればいいのになぁと感じます。

 

そんなことを改めて

今回の旅行で感じましたニコニコ

 

 

 

 シンガポールでの滞在記花 シンガポール初日
花 シンガポール2日目
花 シンガポール3日目
花 シンガポール4日目
花 シンガポール最終日:シンガポールの教育

 

 

 

 

 

 初めましての方はこちらもどうぞ♪

花 自己紹介

花 プロフィール

花 娘のバイリンガル育児の記録