数回に渡って、子どもの気持ちに寄り添った語りかけについて書いてきましたが、

 

今日は、わたしも普段から意識しているテーマについて考えてみたいと思います。

 

4 Encouraging Autonomy(子どもの自立を養う方法)

 

How to Talk so Kids Will Listen and Listen so Kids Will Talk

How to Talk so Kids Will Listen and Listen so Kids Will Talk

 

 

これは、娘の通うプリスクールでも心がけている語りかけでもありますニコニコ

 

 

娘は親参加型のプリスクールに

通っているため、お当番の日はわたしも

多いときで10人くらいの子どもと

接する日があります。

 

年齢は2歳から6歳。

 

イヤイヤ期真っ只中の子もいれば、

やんちゃ盛りな子もいたり、

色んな子がいます。

 

そんな中で意識するのは、

その子が自立して、

自分の行動に責任を持てるようになること。

 

以下が、子どもの自立を養うときに意識するといいポイントだそうです。

 

丸ブルー Let children make choices

     (子どもに選ばせる)

丸ブルー Show respect for child’s struggle

     (子どもの頑張りに対して尊重する態度を見せる)

丸ブルー Don’t ask too many questions

     (質問をしすぎない)

丸ブルー Don’t rush to answer questions

     (子どもの質問に対してすぐ答えない)

丸ブルー Encourage children to use sources outside the home

     (家庭の外の情報源を利用するように子どもに勧める)

丸ブルー Don’t take away hope

     (子どもの希望を奪わない)

 

 

上のポイントの中でも最初の二つは

特に効果的だと感じるので

ここで共有したいと思います照れ

 

 

たとえば、プリスクールでよくあるこんな場面。

トイレトレーニングをしている子とのやりとりです。

 

ニコ L, let’s go potty.(トイレ行こうか)

真顔 I don’t want to.(いやだ)

ニコ Would you like to go now or after 5 minutes?(わかった。今行く?それとも5分後に行く?)

うーん Now.(今)

ニコ Okay, let’s go now.(うん、じゃあ今行こう)

 

 

不思議なもので、

トイレに行くことは前提なのですが

選択肢を与えることで

すんなり行ってくれることが多いです。

 

こちらも、同じ要領で、

公園に行く際に、

誘導ロープを持って歩こうとしない

子どもに対して使う言い方です。

 

車通りのある道なので、

安全のためロープを持って歩けるように

2歳から練習するのですが、

慣れない子は、一人で歩きたいと

泣き出す子もいます。

 

そんなときは

ロープを持つように強く言うのではなく、

子どもに選ばせることで

大体がすんなり持ってくれます。

 

ニコ Please hold the rope.(誘導ロープを持ってね)

うーん No!(やだ!)

ニコ Would you like to hold my hand or hold the handle?(わたしの手を持つ?それとも取っ手を持つ?)

真顔 《わたしの手を握る》

 

これでもイヤイヤで癇癪を起こす子には

手を繋いで歩いてくれるまで待ちます。

 

それでもダメなときは、

「手を繋いで公園まで歩く」か、

 

「公園に行かないでスクールで待つ」か

…で選ばせます。



大体の場合は これで解決することが

多い気がします。


 

そして2番目のポイント(Show respect for child's struggle)

 


2〜3歳の子は

靴を履くのにも一苦労。

 

それでも公園に行く時間が遅くなっても

あまり手を貸しません。

 

その代わり、

励ましの言葉をかけて

どうしたら上手く履けるか

手を貸しつつ、言葉で助けます。

 

ぐすん I can't do it!(出来ない!)

ニコ It sometimes takes time to put shoes on. 《子どもの手を誘導しながら》How about you hold the shoe with your left hand, put your right index finger in like this, and pull it above the ankle?(時間がかかるときもあるよね。左手で靴を持って、右の人差し指を靴に入れて かかとまで引き上げたら?)

ニコ I did it! (出来た!)

爆笑 Yes. You did it!(うん、履けたね!)

 


これも、子どもの性格や年齢によって

言い方を少し変える必要があるのかなと思います。

 

 

そういう意味で親も日々勉強なのかもしれませんニコニコ

 

 

 

 

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