Yahooニュースの
という記事を読みました。
「致命的」なんていう強い表現が
タイトルに使われていたので
少し驚きました。
根拠の薄い主張もありましたが、
賛同できる点もあったのでシェアします。
「早くから習えば、苦労することなく英語ができるようになる」は幻想にすぎません。
子どもに英語を習わせるには、どのような学び方をするのか、誰がどのように教えるのかなどといった点を、親がきちんと見極めなければ意味がないのです。
(記事より抜粋)
確かに、
週1回1時間程度の英語のレッスンで
話せるようになるというのは、
それだけの技術と熱意を持った講師がいるか、
言語成長を助ける家庭学習の存在があるか、
その両方があるから、だと思います。
筆者が主張しているのは、
子どもと大人は学び方が違うということ。
子どもに英語を習わせたい場合、
親が理解しなければならないことは
3つあると言っています。
「これは自分にとって意味がある」と自ら選択する
自分が主人公となって学び、親は見守る
自分なりの動機やモチベーションを持てるように親が環境を作る
この3つの点が、大人と違って、
学びに大きく影響を与えると書いています。
この点は、その通りだなぁと納得。
でも賛同できなかった点は、
「早くから習えば英語ができるようになるという考えは幻想」
としているところ。
そこは一般化しすぎだなと感じました。
家庭により、
子どもの環境、性格、状況は様々。
早くに英語を始めて、
ちゃんとバイリンガルになっている子どももいます。
確かに早期英語教育を
過大評価する必要はないけれど、
早くから始める利点は、
〜
を取り入れやすい点。
英語に対する苦手意識が
生まれにくい状態は、
年齢が低ければ それだけ作りやすい
「早くから習えば英語ができるようになるという考え」
が幻想なのではなく、
その子に合った
正しい方法を知る
親の工夫と見極めが必要となります。
「正しい」=「正解」なのではなく、
子どもの性格や環境、
そして言語習得理論に基づいて、
その子に合った方法を
見つける工夫をする必要があるのかな と感じます。
バイリンガル育児をする場合は、
英語の取組みが
義務や強制にならないように工夫したり、
お母さんの負担になりすぎないように、
相談できるバイリンガル育児仲間や
信頼できる情報を見つけたりする。
語学スクールに通わせる場合は、
「楽しく英語に触れる」だけじゃなくて、
子どもが楽しみながらも
英語を学ぶことに意味を見出せるように
講師が意識してレッスンしているか
見極めたりする必要があるのかなと思います。
特には、語学スクールに通わせるにしても
家で取り組みをするにしても
大切な点だと思います
親のためでも他の誰かのためでもなく
「自分のために学びたいと思う」、
親はそういう環境を整えるだけであって
見守る存在であればいいのかなと思います。