昨年の終わり頃
皇后さまのお祝いの席に
お呼ばれした
政治家の奥様の着姿について
SNSで色々言われている
という話を耳にしました。
私はこのブログで普段から
あまりしきたりなどに捉われず
自分が着たいように
きものを楽しんで欲しい
と書いています。
だから最初に
その話を聞いた時には
着物ポリスみたいな人たちが
うるさく言っているのかな
と思っていました。
その後、実際にその方の
着姿の写真を拝見したのですが
例えば私がその方を
街中で見かけたら
「着付けを習って
ご自身で着られるように
なったばかりの方かな。」
という印象を持つと思います。
普通に街中で見かけたなら
おかしな着姿とまで
言うほどではないと思うし
街中を歩いている時に
その方に何か意見する人がいたら
それはまさに着物ポリスかな
ただ、このブログでは何度となく
お伝えしていることですが
カジュアルに着るものとして
きものを楽しむ場合は
好きなように着ることを
お勧めするけれど
礼装の場合は
相手への礼儀という部分で
ある程度きちんとした
着姿を目指すことも必要だと
私は思っています。
その視点でその方の着姿を
拝見すると
例えばスーツ姿だったら
ネクタイが緩んでいるとか
曲がっているとか
そういう例えに当てはまって
しまうかな、と思います。
そういった見方をすれば
相手への礼儀という部分では
少し足りていないと感じる人は
多いかもしれない・・・
だからSNS等で
色々と言われてしまったのだと
思います
でもきっとその方は
一生懸命ご自身で
着られたのだと思うのです。
だからそんな風にSNS上で
知らない人から
色々言われてしまうのは
やっぱりちょっと悲しいことだな
と思いました。
KIMONO SMILEのカジュアルきものコーデ♪
きものをあまり着ない人には
礼装とカジュアルの違いがわからないと
言われてしまうかな💦
実は私も近々
礼装で着物を着る予定が
あるのですが
普段はカジュアルに楽に
着ることばかりなので
当日はプロの着付師に
お願いしようかなあ・・・
と、迷っています。
カジュアルきものよりも
礼装の着物の方が
着付けの難易度も少し上がるので
その部分でもちょっと
ハードルが高くなるし
礼装の場合はやはり
それだけ神経を使います。
その方が大事なお席で
着付師による着付けを
選ばなかった理由は
わからないけど
(逆にもしもプロの着付師に
着付けてもらったのなら
返金してもらっていいレベル)
今回のことで、これから先
自分できものを着ることを
やめてしまうことが
なければいいなあ
と思います。
かしこまったお席、という
特別な場合でなければ
色々言う人の意見なんて
全く気にする必要のない
着姿だと思います
と、私はその方に
エールを送りたいです。
あのニュースを見て
着付練習中の方が
きものを着ることが
怖くなってしまったとしたら
それもとても残念
例えばさっき例に出した
ネクタイだって
普段結ぶ機会のない人は
結び方を知らないですよね。
だからきものの着方も
少し練習は必要だけど
誰だってできるようになるし
本来はそんなに特別に
難しいことではないはず。
だって昔の日本人は
毎日着ていたんだから!
(耳タコ?笑笑)
練習の途中は
誰だってうまくいかないし
完璧にできなくたって
全然いいんです
そもそも、何が完璧なのか
それだって突き詰めてみれば
基準は曖昧だったり
するのですから。
きものについて
なんだか「特別」みたいな
ものの見方がもう少し減って
気軽に自分らしく
きものを着るのが
もっと普通のことになって
たくさんの人が
きもので笑顔に
なってくれたらいいな
訪れた方が思わず笑顔になるような
ものづくりを目指した
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@smile.kimonosmile
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