普段着きものの魅力に触れて
きものを着る事を
楽しむようになった私
だから持っているきものも
普段着の木綿が多いです。
そしてこのブログでも
度々言っているように
「洗えるきもの推奨派」なので(笑)
やわらかもののきものも
洗えるポリエステル素材
が多いです。
・・・だけど最近
絹物の着物を
着る必要があることが増え
リサイクルで何着か
紬や小紋を購入しました
いち庶民の私は
普段着として着るものに
なかなか何十万円も
かけるのは難しいけど
リサイクルなら
0が一つ少ない金額で
手に入れられることも
珍しくないです
それに、高価な着物だと
汚してしまわないか、とか
着ていても何かと落ち着かない
なんてこともあるけど
リサイクルなら
そのもの自体が高価でも
自分はお安く手に入れているので
その分だいぶ気が楽ですよね
リサイクルきものとの出会いは
それこそ「一期一会」
いくら好みのものでも
サイズが合わなければ
着られないし
(どうしても気にいったら
お直しするという手もありますが)
反物から仕立てるのと違って
まさに1点もの。
でも、ピタリと自分好みのものに
出会えた時は
とっても嬉しいものです
最近出会ったこの大島紬は、色と袖の形がお気に入り
そしてそんなきものたちを
手にするとき
同時に私は
元々の持ち主の想いも
一緒に手にしているような
気持ちになります。
仕立て方のこだわりや
八掛の色の組み合わせ方。
そういった細やかな部分に
仕立てた時の持ち主の気持ちが
宿っているような気がして
どんなシーンでこれを着ようと
仕立てたのかな…
などと思いを馳せながら
きものたちと向き合うと
時空を超えて豊かな時間を
過ごさせてもらっているような
気持ちになれるのです
そして家に連れて帰った
その着物に袖を通すとき
元の持ち主の想いを繋いで
大切に長く着よう・・・
そんな気持ちになります
始めから自分で
好みに仕立てるのもいいけど
ちょっとリーズナブルに
だけど心が豊かになれる
リサイクルのきものも
おススメですよ