その2日後のことだった…
実家でお夕飯を食べてから家に帰り、
準備や次の日の片付けをしていると、
お母さんから電話がかかってきた。
『あのね、おばぁちゃん、亡くなった。』
驚きと悲しみで『え~!?』
としか声にならなかった。
病院から本家に電話があり、
『○○さんが息をしていません。』
という連絡があったようだ。
みんな病院の近くに住んでるので、
本家夫婦と、私のお母さんがすぐに病院へ。
みんなが揃ったのを待って、
『ご臨終です。』と死亡確認。
お母さん曰く、
『おばぁちゃん、まだ温かかった。』
病院では何度も巡回してくれているので、
ほぼほぼ寝ていたおばぁちゃんは、
巡回と巡回の間の時間に息を引き取ったようです。
すごく穏やかな顔してて、
苦しみなくすぅ~っと亡くなったのでは…
とお母さんは言ってました。
きっとおばぁちゃん自身も気づかないくらい、
すぅ~っとね、と。
最後まで頑張り抜いて立派に穏やかに。
おばぁちゃんらしいです。
この後、お母さんが心身ともに崩れてしまうのでは…と私の中では心配だったのですが、
『おばぁちゃん、幸せな終わり方できたから、大丈夫!』
との言葉に安心しました。