こんにちは。
前任校の校長が、卒業式の祝辞で話したことです。
Panasonic(National)を一代で築いた松下幸之助が、
採用者面接の最後に、
「あなたは運がよいですか?」と必ず聞くのだそうです。
「自分は運が悪い。」と言った人は、
どんなに成績が良くても採用しなかったのだそうです。
運も味方に付けられる人が、前向きに考える人なのだとか・・・。
また、松下幸之助は、成功した理由として、
1 家が貧しかった。
2 小学校しか通えなかった。
3 体が弱かった。
の3つを挙げるのだそうです。
この3つは、マイナス思考だと思えるのですが、
「家が貧しかったから、お金持ちになりたいと思った。
小学校しか通えなかったから、本を読んで勉強した。
体が弱かったから、自分の代わりに働いてくれる人を育てた。」
のだそうです。
校長の祝辞を聞きながら、
「私だったら、どう答えるかな?」と考えました。
教員採用冬の時代だった若かりし頃だったら、
「運が悪い。」と答えていただろうな・・・と思います。
今だったら、「運がよい。」と答えると思います。
教育公務員になって、いろいろな修羅場に遭遇しました。
そのたびに、周りの人に助けられました。
ここ数年は、自分のことを褒められても、
「私は運のよさだけで生きてるから・・・。」と答えていました。
退職を決めて、就職活動をしはじめて、
すぐに現在の職場に決まったのも、「運がよい」ということですね。
松下幸之助、恐るべし!
余談ですが、我が家の電化製品は、ほとんどがPanasonic(National)です。
実家がそうなので、子どもの頃から慣れ親しんでいるメーカーだから、
安心ということもあります。