【 大野英章の“如蓮華在水”】 -7ページ目

【 大野英章の“如蓮華在水”】

佐賀県小城市の日蓮宗寺院『仙道山勝嚴寺』副住職
佐賀・唐津・福岡市城南区・大分・別府の空手道場『白蓮会館』九州本部長

ここで、日蓮宗大荒行堂について少しご紹介します。

日蓮宗大荒行堂とは、正式名称を『日蓮宗加行所』といい、開設期間は毎年11月1日より翌年の2月10日までの寒中100日間で、祈祷に関する秘法が修行回数に応じて相伝されます。

1回目から5回目(5回目の修了をもって皆伝)の人まで、全部で200名弱の修行僧が毎年、千葉県市川市にある正中山法華経寺に集まります。

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0:00就寝の2:30起床。
お粥と味噌汁だけの1日2食。
3時間おきの水行1日7回。
交替で炊事や清掃などの作務を行う以外はひたすら読経です。

先輩僧になると若干時間的余裕が出てくるものの、初行僧は悲惨なくらい過酷な修行生活です。

平成22年、わたくしは3回目の加行に入りました。

『大黒相承』と言われる大黒天にまつわる祈祷秘法の相伝の修行です。


11月のある日、5回目の先輩僧の部屋に呼ばれ、ふと
『なぁ、大野。おまえ今回、大黒相承を受けるからには、大黒天のことちゃんと予習して来たんだろ?』
と訊かれ、ドキッとしました。

『いや、ま、その』

返答に窮したわたくしにおかまいなしに、先輩上人は続けます。

『大黒さんの左肩に担いだ、あのデカい袋の中には何が入ってると思う?』

福の神・大黒天です。
いわば財産の神さま。
連想するのは、やはり金銀財宝か。

『えっと、金銀財宝、ですか?ね、、、。』

わざわざこんな質問をしてくるからには、こんな当たり前の答えなわけがないとは思いながら、自信なさげに答えました。

『な?そう思うだろ?』

『でもな、違うんだよ。いいか?大野。あの中にはな、実は【 愚痴 】がいっぱい入ってんだよ。』

あまりにも意表を突く答えに驚きました。

『誰にでも腹が立つこと、気に食わないこと、たくさんある。それをあの袋の中に全部押し込んで、それを外に洩れないように、左手でグッと握りしめて、愚痴がこぼれないから、顔は自然と笑顔になる。』

大黒天の顔を思い浮かべました。
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『愚痴をこぼさず、顔は笑顔で、右手に小槌(こづち)。
こづち、ってぇのは仕事のことだ。考えてみろ。』

『いいか?不平不満を言わず、笑顔で一生懸命仕事してりゃあ、足元には金銀財宝(大黒天の足元は米俵)が自然に集まる、ってのが大黒天の姿だぞ。いつも病気のヤツ、カネのないヤツは絶対にどっかで愚痴をこぼしてるんだよ。だから、まずは心を正すことから始めろ。』
と笑いながら言われました。


福・禄・寿の神、大黒天。

『福』とは、精神的充実。
『禄』とは、経済的安定。
『寿』とは、肉体的健康。

愚痴を洩らさず、笑顔で、一生懸命。

これで、福・禄・寿が満足するということか。

たったこれだけの会話で、もうすでに荒行堂に来た価値が充分あったなぁと思いました。



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平成22年、わたくしは日蓮宗大荒行堂の第三回目の加行に入りました。
この百日間の結界修行中にほんとうにいろいろな不思議をいただきました。
そんな中、なによりもありがたい奇瑞といえば、わたくしの愛する兄・龍祥上人の目が見えるようにふなったことに尽きます。



兄は、平成21年頃から極端に視力が低下し始め、翌22年の2月上旬からいよいよ入院生活を余儀なくされました。


目の手術を受けること、実にわずか半年の間に6回も。
担当医から家族に
『この手術は、決して視力回復のための手術ではありません。これ以上視力が低下しないように、少しでも視力悪化の進行を遅くするための手術であるということを御理解ください』
との説明を受けました。

術後の兄の視力は、すりガラスごしの景色程度になりました。
すりガラスですから、今が昼か夜かはわかります。そこに立っているのが男か女かぐらいまではわかります。しかし、それが誰なのかは声を聞くまではわからない。もちろん本を読んだり、テレビを観たりはできません。

それ以上に苦しいのは、伏臥姿勢(うつ伏せ)のキープです。
目の手術の後は、約1週間から10日の間、ひたすらベッドの上でうつ伏せになっていなければなりません。
寝返りをうってもいけません。
絶対に上を向いたり、それどころか、前や横を向くのですら禁止されています。
食事の時も、特殊な机に顔を下向きに固定して食べます。
トイレにいくのも下向きのままです。
しかも、この姿勢が解除されるのがいつになるのかがわからない。

そして、いずれにせよ視力が回復することはないのです。

完全に目を塞がれた状態で、テレビも本もパソコンも携帯電話もない。

今が何時なのかもわからない。
そこにはただ無限の時間だけがあり、早く明日になれ、と願って、もし明日が来たとしても、全く昨日と変化のない一日がまた繰り返されるだけなのです。


ドイツに行った時、何が辛かったって、20時間も狭い飛行機の座席に座っていなければいけなかったことがキツかった。

国際線の飛行機に何時間も座り続ける苦痛
は、日蓮宗大荒行堂の初行を彷彿とさせます。

初行の正座もつらかったが、しかし荒行堂には3時間おきに水行がある。

立てる喜び、走れる喜びがあります。声を出せるのも、水をかぶれるのもありがたい。

なにより、大荒行堂は百日で終わりだという絶対的な未来の約束があるのです。

兄は病気のため、荒行堂には行っておりません。
しかし、兄は、荒行のそれ以上に身動きを厳しく制限された出口のない空間にずっと我慢していたのです。

人為的に用意された箱庭のような大荒行堂の苦しさなんて、兄が経験した本物の苦痛に較べれば、果たしてどれほどのものだろうかと思いました。


数ヶ月のち、一通りの手術・治療が終わり、入院していても特に病院としてもすることがなくなったので、夏に兄は退院して自宅に帰ってきました。


その時の兄の視力は風呂場のすりガラス程度。

ドライブが趣味だった兄も、今の視力では当然クルマの運転は無理です。

本を読むことも、テレビを観ることも、パソコンを触ることもできません。

糖尿病ですから、厳しい食事制限があります。
気晴らしにどっか豪華な食事に連れて行くってことも難しい。

ただ、部屋にいるだけです。

毎月の檀家さん宅へ伺う御祈祷を、近所の歩いて行ける範囲でお願いしていました。
お経本も読めない兄は、おそらく過去に暗記していた方便品や自我偈だけを読んでいたと思います。


こんな状態で、7月にわたくしの結婚式が行われました。
わたくしともっとも共通の知り合いが多いのは、やはり兄ですから、遠方からの出席者へお車代を渡したりの挨拶回りは兄にやってもらいました。
もちろん、ほとんど目が見えませんから、従兄弟に手を引いてもらいながら。
目が見える人なら1時間もかからないことなのでしょうが、2時間以上かかったそうです。


そうこうしているうちに秋になり、わたくしは荒行に入ります。

荒行100日間、いろんな方の祈願を預かって行きます。
わたくしも願を立てます。
もちろん
『兄・龍祥上人の視力回復』
が一番の願いです。


しかしながら、兄のカラダのあまりに厳しい実状を見てきたわたくしは、恥ずかしながら、祈願しながらも兄の視力の回復をどこか諦めている部分もありました。

どんなお医者さんも、口を揃えて
『残念ながらお兄様の視力が回復することはありません』
と毎回毎回、必ず念を押されるのですよ。


ところが。


12月のある日、忽然と兄の目が見えるようになったのです。



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自分の周りに起きる出来事は、ことごとくつまらない。

仕事も給料が安い。
たまに受けた仕事もクレームばかりでやりがいがない。
上司も口うるさい。

家族とも仲が悪い。
家の中も汚いし、嫁も文句ばかりで、仕事から帰ってきても、まったくくつろげない。

金がないのに車検が来た。
金がないのにスピード違反で捕まった。

なんでこんなにろくでもないことばっかり起こるのか。

いったい、どうしたらいいのでしょう?


ま、こんな相談を受ける時があるんです。
こんな時、宗教者はどう答えるべきか。

何が原因ですか。
先祖ですか。
水子ですか。
墓ですか。
土地ですか。
井戸ですか。
家相ですか。
稲荷ですか。
狐ですか。
厄年ですか。


こんな単語を、さも難しそうに並べてみると、なんだか宗教くさくて本物っぽいのかもしれない。


ただ、自分自身以外の何か別のもののせいにしても、それを証明しようがないし、根本解決ができない。


確実に言えることは、
『今のあなたに起きてることは、今のあなたにちょうどいい』
ということです。


今のあなたの職業は、あなたが選んだつもりでいるかも知れないが、実は違うのです。

あなたよりも先に仕事のポストがあって、この仕事をやってくれるにふさわしい人材を、多くの人間の中から仕事があなたを選んで配置しているのです。

どうでもいい仕事には、どうでもいい人間があてがわれます。
たいした仕事じゃないなら、たいしたことない人間が配当されます。
重要な仕事には、やはりそれだけの人間が選ばれる。

あなたは今の職場の文句を言ってはならない。
なぜなら、その職場に最適な人間である、あなた自身の首を絞めることになるからです。

何かの霊的なものせいにすると気は楽です。

おれの不運は、何か得体の知れないもののせい。
おれは悪くない。

こんな楽な責任転嫁はないよ。


もし、あなたがひとつも間違っていないのならば、おそらく自然の摂理に従って、あなたは必ずうまくいく。
しかし、現にあなたの状態が良くないのなら、おそらくはあなたはどこかで間違っているのでしょう。


空手の大会で、誰もが一喜一憂しますな。

大会では、試合に向けて準備したあなたに最もふさわしい結果が現れます。

勝ちたい気持ちがめっちゃ強くて、めちゃめちゃ練習して、完璧な調整をしてきた選手には、やはり優勝がふさわしい。

準優勝の人は、やはり準優勝になった理由がある。
優勝者に、どこか負けてるところがあるのです。

同じく、三位の人、予選敗退の人、一回戦敗退の人、その結果がよくお似合いです。

冷たく切り捨てているわけではありません。
もちろん長期的な意味もあります。
将来の大成功のためのステップとして、今のあなたにはこの結果がないと次のステージには移れないから今回の敗北がある、なんてことも当然ありうる。

それを、目先の敗北だけを見て、将来の可能性をはかなんで、空手をそこでやめてしまうのなら、その人にはやはりその敗北がお似合いです。

その敗北が悔しくて、次こそ絶対に勝ってやる!と奮起して、バリバリ練習して強くなって次に結果を出したのなら、長い目で見るとやはりあの日の敗北は、あの時のあなたに必要な敗北だったのだ。



将来のことなんて、全て、自分の心が決めることです。


いつも愚痴を言う人は、愚痴を言うネタが豊富な環境がお似合いだから、次から次へと悪い事件が起こります。
いつも感謝している人には、より感謝がお似合いな出来事が次から次へと起こります。

彼氏の文句ばかり言ってる女は、彼氏が変わるたびに男のレベルが下がります。
職場の文句ばかり言ってるサラリーマンは、転職するたび待遇が悪くなります。


今のあなたに起きてることは、今のあなたにちょうどいいから。


一念三千。
全ての世界はあなたの心の中にある。あなたはチャンネルをどこの世界に合わせるか。

地獄というも浄土というも、他には候わず。
全て己の胸中にあり。

あなたの心の中の状態をまるで鏡のように映し出すのが世の中であり、これに迷うを凡夫といい、これを悟るを佛という。



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