【 大野英章の“如蓮華在水”】 -8ページ目

【 大野英章の“如蓮華在水”】

佐賀県小城市の日蓮宗寺院『仙道山勝嚴寺』副住職
佐賀・唐津・福岡市城南区・大分・別府の空手道場『白蓮会館』九州本部長

『祭り』とは、『祀り』であり、神々でもご先祖でも、とにかく何かおまつりすべき対象がいらっしゃる。

しかし、最近の祭りを見渡すと、おまつりするものが存在しないお祭りばかり。

『お祭り騒ぎ』という言葉があります。
まるで、その雰囲気がお祭りのようだ、というだけで、いつしかお祭りに騒ぎ方が似てる、というだけでそれが堂々と『祭り』を名乗るようになりました。

『体育祭』しかり『文化祭』しかり『産業祭』しかり。

『○○町商工会産業祭り』のどこに信仰心がありますか。
これらは、全て『発表会』であり『祭り』ではない。

『祭り』は本来、感謝からできています。
秋の祭りは、大いなる存在に対し、その年の収穫を報告し、いただいた恵みを捧げ、感謝を申し上げる。

最後に、来年もよろしくお願いします、と祈る。


報恩感謝のあと、ついでに祈願があるべきです。
ついでに、です。

ところが、かろうじて現在に於いても『祭り』の体裁を保って各地で奉行されている祭祀も、先に個人の欲望を満たす祈願ばかり殺到してしまって、最も肝心な報恩感謝の精神が見えづらい。

もし、あなたが真の仏教徒を自覚するなら
『佛の智慧をいただきたい』
以外の願いをかけてはならない。

諸佛世尊は、衆生に佛の智慧と見方を示し、そして悟らせ、佛に続く道に入らせることを願って、この世に出現なさった存在です。

その諸佛世尊に、
『素敵な彼氏ができますように』
『大金持ちになれますように』
『ムスコがいい学校に入れますように』
なんて祈願を入れるのはナンセンスです。

この世の真理法則を覚った佛の智慧をいただいたのなら、あなたの望むパートナーなんて向こうからやってくるだろうし、金持ちになる方法くらい簡単だし、どんな学校の入学試験にも合格できるでしょうよ。

そんな『佛の智慧をいただきたい』と努力、修行する者を『菩薩』といいます。
お寺に来て、それ以外の願しか掛けていない人は、残念ながら、まだホンモノの佛の弟子ではない。
おそらくその方は、自分の願を叶えてくれる神様なら誰だっていいと思ってます。
いや、それが神様ならまだしも、モノでも、要するに何だっていいんです。

自分の願望を満たしてくれる存在の言うことなら何でも聞くというフラフラした態度なら、それがいつしか間違った方向に向かったとしてもわからないし、それを元に戻そうとの努力もない。

常に、自分の言動は人々を幸せにしているのか、自分の言動で傷つけられている人がいないか、確認しながら生きていく姿勢が大事で、それを『修行』と呼びます。

『修行』と言っても、別に水をかぶったり、お経を読んだりするだけではない。
あなたの生活の全て、佛の願いに適っているのかを確認しながら生きていくことが修行です。


そんな真の佛道修行者を守護するとの誓いを立てた鬼子母神ならびに最上位經王大善神様のお祭り。


あなたが神々に述べるべき言葉は、もちろん
『宝くじが当たりますように』
の類の言葉ではなく、
『いつも守ってくださり、ありがとうございます』
に尽きるわけです。


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【 大野 英章の“昼夜常精進”】

我が師・杉原正康館長は、負けた選手を常に温かく迎える指導者でした。
杉原館長が負けた選手に言葉を荒げることなど、ただの一度も見たことがありません。

もちろん、わたくし自身も試合で勝っても負けても、そのたびに杉原館長に報告に行きました。
しかし、杉原館長は負けたわたくしに、常に『よしゃ!また練習やな。』など、短く、端的に一言で励ますのみ。
わたくしからすれば、指導者とはかくあるものだと思っておりました。

ま、大人を怒鳴りつける指導者はほとんど見かけないのですが、世の中には負けた子供の選手をいきなり殴りつける指導者や保護者が意外にいるものです。
わたくしは杉原館長の弟子ですから、この光景は衝撃的でした。

心理学的に『ファン心理』という言葉は、自己の外部投影のことを指すそうです。
現実の自分にできないから、代わりに誰かに自己を投影する。
ファンは、自分が贔屓にしている選手が勝てば喜び、負ければ悔しい。

それはいいとして。

負けた選手に暴力行為に及ぶということは、自己投影の度が過ぎるように思うのです。

『いや、これはウチの指導方針だ』
と言われればそれまでですが。

でも、杉原一家で育ったわたくしからすれば、練習中に指導者が指導の一環として叩くのはまだわかるとしても、負けて戻ってきた子供にいきなり暴力を振るうということは、巨人が負けてメガホンをグランドに投げ込んで『原のバカヤロー』って怒鳴ってる酔っ払いのファンと同じレベルのように感じます。

某国のサッカー選手達は、W杯などの国の威信を懸けた試合で負けたら、帰国した直後に一切サッカーとの縁を切られ、長期の強制労働に飛ばされる、という話を聞いたことがあります。
この噂の真偽は置いといて、こんなプレッシャーのかかる状況の選手達が、存分に持てる実力を発揮できるわけがない。

最近では随分減りましたが、数年前までは負けた子供に、戻ってくるなり周りがドン引きするくらいビンタをバシバシ喰らわす親がたくさんいらっしゃいました。
この子達にとって、空手の試合というものは、某国のサッカー選手達と同じ、つらいつらい空間です。
こんなにも空手がつらいなら、親に絶対服従するしかない低学年の頃はいいとしても、自分で進路を選択する年頃になれば空手を辞めるのは明白でしょう。

その子達の試合中の表情は、決まって泣きそうな顔です。機関銃に向かって、銃剣で玉砕させられる日本兵のように悲壮感ありありの顔で、セコンドを常にチラ見しながら戦う。
その表情は、僕は一生懸命です、僕は手を抜いていません、だから怒らないで、というアピールをセコンドに必死にしているように見えて仕方ない。
判定で負けを宣告された子供は、強い落胆の表情を見せます。
その落胆の理由は、自分が敗北したから落胆しているのではなく、直後に自分の身に降りかかるであろう親からの怒号と折檻を予期しての落胆なのです。

その子のその後はもう見ていられません。

九州で、子供から大人まで全階級の選手が強い流派(名前は敢えて伏せます)があります。
その流派は、負けた子供をとにかく褒める。『よくやった!良かったぞ!次はいけるぞ!』って、みんなで出迎える。

子供達が上達する上で一番重要なのは、どんな結果であれ、指導者や親の『絶対肯定』なのではないかと思うようになりました。

負けようがどうだろうが、チームに戻った時に、仲間達が温かく迎えてくれる。

この安心感は大きい。
この、結果がどうあれ、確かに自分は間違っていないのだという絶対的な安心感で頑張っている子供と、負けたら凄まじい苦痛が待っている、というプレッ シャーで頑張っている子供と、同じ練習量、同じ練習カリキュラムで比較したら、短期間でも圧倒的な差がつくのではないでしょうか。
翻って、わたくしには杉原館長という絶対的な師匠がいました。
だから常に安心して練習もできたし、余計な心配などせずに試合に集中できました。

これがもし、『ヤバいぞ館長、機嫌悪いぞ』とか変なこと考えながら試合に臨まなければならないのなら、ただでさえ試合前で考え事が多いのに、またさらに考え事が増えて試合に全然集中できない。
選手時代のわたくしを振り返っても、たとえどんな試合をしようと、確実に杉原館長は自分を肯定してくれるだろうという、大きな安心感の中で試合ができていたのだなと思います。

現在の白蓮会館九州本部で好成績を残す子供達も、御父兄の絶対的な肯定の中で、純粋に空手競技に打ち込んでいるように思います。

だからこそ、『選手が好成績を残すのは、自分が凄いからではなく、家族その他のサポートのおかげである』と断言できるのです。

物言わぬ家族。
しかし、こんなにありがたい味方は他にありません。

だって、誰があなたのファンかって、子供の一番のファンは、親に決まっているじゃないですか。

勝てば勝つほど、自分を取り巻く全ての人に感謝の気持ちを持ってほしいと思います。
負けても、また次のチャンスを与えてくれる親に心から感謝です。


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皆様試合用に勝負パンツはいてますか


わたくしは大会で必ず勝負パンツはいてました
勝負スパッツもありました

心理的効果は充分あると思います
受験神様和田秀樹氏も受験当日はお気に入り下着を選べと言ってましたがまさにそ通りちょっと汚れていたり古いパンツをはいていたらいまいち気乗りしない受験中に別に誰かに下着を見せることはないけれども人間は着ている服装で性格までもが変わるといわれますから空手着にユニ フォームが決められている土俵に上がる以上下着に効果があるは間違いありません



しかし受験と違って空手大会ではパンツを見せなきゃならぬ時がある

計量待ち時間も意外に長いも

当日計量時は選手はみんなパンツ一枚で並ばされるわけですから観客はもちろんお互いにアスリートとして値踏み品定めを無意識にやっているんですカラダがショボいとこいつにだけは負けることはないなとか

相手を呑むといことには恐ろしい力がありますね新人戦ではたまに素人に近い選手が前年チャンピオンに勝ったりする場合がある時ってだいたい相手ことを知らないで試合をやって終わってから去年チャンピオン相手によくやったなってセコンドに言われて初めて相手が強い選手だったことを知るとかところが世間を知ってしまとも勝てないそこからは真に実力世界になりますね

自分より実力的に劣った相手でも自分ことを呑んで向かってくる相手といは厄介なもです
他流派から出稽古に来ても押忍胸をお借りします的な色帯とスパーリングしても苦労しませんが黒帯みたいな生意気な高校生とかには必ず手を焼きます

だから試合始まる前からナメられるよな態度や格好をしていては知らず知らずに自分をより不利な状況に追い込んでしまわけです

わたしはカラダそもデモンストレーションだと思って威嚇ためにもめちゃめちゃ鍛えてました
そんな中でパンツに自信がないなら萎縮しなければならない試合直前に妙な心理的負担かかる時間がある時点で不利だと思います


ちなみに計量待ち時間とかに極真選手達とエイト話とかで仲良くなったりしましたねどんな練習してかはみんなしゃべりたがりませんがエイトことなら割とみんなよく話されました


【 大野英章の“如蓮華在水”】


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