話は逸れましたが、今回の【 勝嚴寺大學 】の講義の内容は、一般的に表音文字の代表格だと思われているアルファベットも、実は元来は表意文字だったのではないか、という話でした。
これがまた、ほんとに面白かった。
言語の学会では認められていないものの、英単語の文字配列は、実はある法則に従って、整然とした秩序の中に存在する、という例をいくつか示されて、久しぶりに強い知的興奮を覚えました。
しかも、それが世界の言語(日本語にすらも)に共通して見られる特徴もあるとのこと。
これも説得力のある例示を出してもらいました。
ちなみに、猫や犬でもその鳴き声の中に5~7種類ぐらいの情報伝達があるらしい。
とはいえ
『危ないよ』
『おれのものを取るな』
程度のものだそうですが。
カラスは犬猫に較べてだいぶ多いらしい。
よく知りませんが、下手すりゃ人間の幼児を超えるぐらいの情報処理能力があると聞いたことがあります。
ま、いくらカラスのアタマがよかろうが人間の脳とは比べものにはなりませんが。
人間の脳が他の動物より飛び抜けて発達した一番の理由は、二本足歩行を始めたからだと聞いたことがあります。
二本足歩行をすることで、前足が歩行業務から解放され、他の用途に回される。
歩行から解放された前足の次なる任務は、ものを持つことであった。
四本足歩行をしていた頃の『ものを持つ』任務は口が担っていましたが、前足がその役割を代わってくれたことで、口が解放された。
ここで自由を得た口は、言語を司ることになります。
他の動物が口をものの持ち運びに使っている間、人間は飛躍的に発音を進化させ、言語を複雑化させました。
当然それに比例して脳も発達していきます。
人間は、情報をより具体化することに成功したのです。
犬猫でも
『ここは危険だ』
という情報を仲間と共有することはできますが、
『この場所で、かつて危険な事件があった』
『昔あの山の向こうで犠牲になった勇敢な仲間がいた』
というような情報まで共有できません。
過去の、経験したことのない昔の出来事を考えたり、出逢ったことのない偉人に思慕の情を抱いたりすることができるのは人間だけなのです。
それらは全て、言語による、より具体的な情報伝達のおかげです。
エジプトにはヒエログリフと呼ばれる有名な絵文字が存在します。
その昔、無知無学なエジプトの民に、トト神という神が言語と文字を与えました。
民に、簡略な鳥の絵を見せては
『これが鳥だ』
とひとつひとつ教えていきます。
そうやってものの数だけ文字が増えていきます。
ところが、単純な名詞や動詞はいいとしても、抽象概念を絵にするのは困難です。
文字を理解できない3歳児に『困難』とか『改善』などという概念を絵で教えろと言われたらお手上げですね。
これと同じようにトト神も、エジプトの民に極めて具体的なものを表す言語と文字は大量に与えたが、抽象概念という思考の階段を上がらせてやることができず、途中で教育を放棄します。
結果、エジプトはあれだけの技術水準を有しながら世界の覇権を取れませんでした。
世界の覇権を長きに亘って握っていた国と言えば、直近の800年間がイギリス、その前の800年間が中国といえます。
今回の【 勝嚴寺大學 】で紹介された原始アルファベットの一文字一文字の意味は、極めて抽象度の高いものばかり。
これら抽象概念を複数組み合わせることで、より具体的な意味を作り上げていったのが原始英語、いや原始英語というか、世界の全ての言語の起源にあたる言語です。
一説によれば東インドで発生したこのアルファベットは、やがて拡散し、地域性を加味して変化しながら世界中に展開していきます。
中国に渡ったアルファベットは漢字となり、エジプトではヒエログリフとなり、北ではロシア語となり、ヨーロッパ各地でラテン語やゲルマン語となります。
ところが、文字の音も意味も形も、コピーにコピーを重ねるうちに、当初のアルファベットの持つ整然たる論理性は薄れ、どんどん劣化して雑然と拡散していきます。
『雑然』というのは、具体的に一用途に一単語が生産・配当され、さらにそれに接頭語・接尾語が無秩序に足されていった結果、単語同士の横のつながりが失われ、全てを別個のものとして認識する言語の状態です。
神々は、バベルの塔を破壊するとともに、人間の言語をめちゃめちゃにすることで、人間同士の協力・協調性を奪い、天上界に盾突くことを不可能にしました。
要するに神々は、人間の言語を極端に具体化させたのでしょうね。
そんな中、戦争などで他の言語の影響を受けにくい島嶼の国、ヨーロッパの片隅のグレートブリデン島で原始世界言語の形態を最も保存状態の良い形で守り抜いたのがイギリスです。
ひょっとしたらイギリス人は世界で最も抽象度の高い思考を持っているのかもしれません。
イギリスの言語・英語が現代の世界を席巻しているのはご存知の通り。
イギリスおよびアメリカは、その言語思考の力をもって、具体の世界で暮らす他国民族を圧倒できたのではないか。
ところがですよ。
これもまた最近たまたまネットで知ったのですが、現在の英語の単語総数は、シェークスピアの時代の5倍にまで膨張しているらしい。
英語が具体化しているのです。
いや、具体化するのはいいのですよ。
問題は、英語の抽象度が落ちてきているのではないかということです。
抽象と抽象を組み合わせて具体を作り出す、という大原則を無視してみんなが勝手に単語を作ると、どんどん論理性は失われてしまう。
中世の英語には、世界最高水準の論理性があったからこそイギリスが世界の覇王となったのに、世界中で英語が話されるようになったために英語の論理性が急速に失われ、無秩序な増殖を始めています。
このままではロンドン・ニューヨークを中心にした金融資本主義も終焉に近い。
イギリスの前に世界の覇権を握っていたのは中国。
易経などからも判るように、古代の中国は極めて抽象度の高い国であったのは間違いない。
わたくしも気学をやっていますが、例えば六白金星。
まるいもの、かたいもの、大事なもの、などという象意がある。
そこから、人体では頭、家族では父、組織では長、社会では自動車や財産、などというように具体化していく作業をやります。
気学をやってみると解りますが、とにかく抽象度が高い分野なのです。
この中国も、覇権を西洋に明け渡す前に、漢字を作り過ぎたのかもしれない。
東洋思想の持つ整然たる抽象的概念をぶち壊してしまったのかもしれない。
つづく
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言語の学会では認められていないものの、英単語の文字配列は、実はある法則に従って、整然とした秩序の中に存在する、という例をいくつか示されて、久しぶりに強い知的興奮を覚えました。
しかも、それが世界の言語(日本語にすらも)に共通して見られる特徴もあるとのこと。
これも説得力のある例示を出してもらいました。
ちなみに、猫や犬でもその鳴き声の中に5~7種類ぐらいの情報伝達があるらしい。
とはいえ
『危ないよ』
『おれのものを取るな』
程度のものだそうですが。
カラスは犬猫に較べてだいぶ多いらしい。
よく知りませんが、下手すりゃ人間の幼児を超えるぐらいの情報処理能力があると聞いたことがあります。
ま、いくらカラスのアタマがよかろうが人間の脳とは比べものにはなりませんが。
人間の脳が他の動物より飛び抜けて発達した一番の理由は、二本足歩行を始めたからだと聞いたことがあります。
二本足歩行をすることで、前足が歩行業務から解放され、他の用途に回される。
歩行から解放された前足の次なる任務は、ものを持つことであった。
四本足歩行をしていた頃の『ものを持つ』任務は口が担っていましたが、前足がその役割を代わってくれたことで、口が解放された。
ここで自由を得た口は、言語を司ることになります。
他の動物が口をものの持ち運びに使っている間、人間は飛躍的に発音を進化させ、言語を複雑化させました。
当然それに比例して脳も発達していきます。
人間は、情報をより具体化することに成功したのです。
犬猫でも
『ここは危険だ』
という情報を仲間と共有することはできますが、
『この場所で、かつて危険な事件があった』
『昔あの山の向こうで犠牲になった勇敢な仲間がいた』
というような情報まで共有できません。
過去の、経験したことのない昔の出来事を考えたり、出逢ったことのない偉人に思慕の情を抱いたりすることができるのは人間だけなのです。
それらは全て、言語による、より具体的な情報伝達のおかげです。
エジプトにはヒエログリフと呼ばれる有名な絵文字が存在します。
その昔、無知無学なエジプトの民に、トト神という神が言語と文字を与えました。
民に、簡略な鳥の絵を見せては
『これが鳥だ』
とひとつひとつ教えていきます。
そうやってものの数だけ文字が増えていきます。
ところが、単純な名詞や動詞はいいとしても、抽象概念を絵にするのは困難です。
文字を理解できない3歳児に『困難』とか『改善』などという概念を絵で教えろと言われたらお手上げですね。
これと同じようにトト神も、エジプトの民に極めて具体的なものを表す言語と文字は大量に与えたが、抽象概念という思考の階段を上がらせてやることができず、途中で教育を放棄します。
結果、エジプトはあれだけの技術水準を有しながら世界の覇権を取れませんでした。
世界の覇権を長きに亘って握っていた国と言えば、直近の800年間がイギリス、その前の800年間が中国といえます。
今回の【 勝嚴寺大學 】で紹介された原始アルファベットの一文字一文字の意味は、極めて抽象度の高いものばかり。
これら抽象概念を複数組み合わせることで、より具体的な意味を作り上げていったのが原始英語、いや原始英語というか、世界の全ての言語の起源にあたる言語です。
一説によれば東インドで発生したこのアルファベットは、やがて拡散し、地域性を加味して変化しながら世界中に展開していきます。
中国に渡ったアルファベットは漢字となり、エジプトではヒエログリフとなり、北ではロシア語となり、ヨーロッパ各地でラテン語やゲルマン語となります。
ところが、文字の音も意味も形も、コピーにコピーを重ねるうちに、当初のアルファベットの持つ整然たる論理性は薄れ、どんどん劣化して雑然と拡散していきます。
『雑然』というのは、具体的に一用途に一単語が生産・配当され、さらにそれに接頭語・接尾語が無秩序に足されていった結果、単語同士の横のつながりが失われ、全てを別個のものとして認識する言語の状態です。
神々は、バベルの塔を破壊するとともに、人間の言語をめちゃめちゃにすることで、人間同士の協力・協調性を奪い、天上界に盾突くことを不可能にしました。
要するに神々は、人間の言語を極端に具体化させたのでしょうね。
そんな中、戦争などで他の言語の影響を受けにくい島嶼の国、ヨーロッパの片隅のグレートブリデン島で原始世界言語の形態を最も保存状態の良い形で守り抜いたのがイギリスです。
ひょっとしたらイギリス人は世界で最も抽象度の高い思考を持っているのかもしれません。
イギリスの言語・英語が現代の世界を席巻しているのはご存知の通り。
イギリスおよびアメリカは、その言語思考の力をもって、具体の世界で暮らす他国民族を圧倒できたのではないか。
ところがですよ。
これもまた最近たまたまネットで知ったのですが、現在の英語の単語総数は、シェークスピアの時代の5倍にまで膨張しているらしい。
英語が具体化しているのです。
いや、具体化するのはいいのですよ。
問題は、英語の抽象度が落ちてきているのではないかということです。
抽象と抽象を組み合わせて具体を作り出す、という大原則を無視してみんなが勝手に単語を作ると、どんどん論理性は失われてしまう。
中世の英語には、世界最高水準の論理性があったからこそイギリスが世界の覇王となったのに、世界中で英語が話されるようになったために英語の論理性が急速に失われ、無秩序な増殖を始めています。
このままではロンドン・ニューヨークを中心にした金融資本主義も終焉に近い。
イギリスの前に世界の覇権を握っていたのは中国。
易経などからも判るように、古代の中国は極めて抽象度の高い国であったのは間違いない。
わたくしも気学をやっていますが、例えば六白金星。
まるいもの、かたいもの、大事なもの、などという象意がある。
そこから、人体では頭、家族では父、組織では長、社会では自動車や財産、などというように具体化していく作業をやります。
気学をやってみると解りますが、とにかく抽象度が高い分野なのです。
この中国も、覇権を西洋に明け渡す前に、漢字を作り過ぎたのかもしれない。
東洋思想の持つ整然たる抽象的概念をぶち壊してしまったのかもしれない。
つづく
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