今回は居酒屋でアルバイトをしていたK子さんの話しです。
当時大学1年生だったK子さんは一人暮らしを始めたことを期に、個人経営の小さな居酒屋でアルバイトを始めました。
そこは至って普通の居酒屋でしたが、カウンター席が主流の常連客が多い店でした。
K子さんは社交性が高く初日から常連客とも仲良くなり、仕事も覚え充実していたそうです。
そんな中、K子さんが働き始めてから毎日のように通っていた30代前半の常連客(以後B男)から『連絡先を教えてくれ』と言われるようになったそう。
B男に好意を持たれていた事を薄々感じていたK子さんは、始めのうちはやんわりと断っていたそうですが、あまりにもしつこく聞かれるので【LINEだけならいいか】と教えてしまったそうです。
それからほぼ毎日、プライベートの誘いをしつこく迫られていたそうで、店の常連客を無下にするわけにもいかないと思ったK子さんは、1度だけプライベートで飲みに行ってしまいました。
しかし、そのせいで後日、
『k子さんも自分の事が好きに違いない』
と勘違いしたB男に告白されてしまい、当然B男の事を恋愛対象として見ていないK子さんは『好きな人がいるから。』とその告白を断りましたが、それが地獄の始まりでした。
毎日朝起きると何十件もLINEが来ていたり、店に来るたびに呼ばれて口説かれ続け、とうとうK子さん耐え切れず店の店長に相談したそうです。
店長は幸いにも理解してくれたようでB男の接客は別の人がするから行かなくていい、と言われ暫くは解放されていました。しかしB男は諦められず、K子さんの仕事が終わるまで店で待つようになり、どうしようもなくなって相談に来たそうです。
警察に言うのは怖く、なるべく警告や逮捕では無く円満に終わらせたい、と言う事で弊社に相談に来たそうです。
次回 解決編
