前回のK子さんの続きです。

 

K子さんの希望はなるべく問題にならないように円満に解決したいとのことでした。

こういったケースの場合、まずは加害者側(B男)とのコンタクトが必要です。

今回は、店側の協力もありスムーズにコンタクトを図ることができました。

B男罪の意識はあったようで、初めは少し構えたようにじっとこちらを見ていましたが、話していく内に緊張が解れたのか自分が悪いのは分かっていながら抑えられなかった事や、K子さんに嫌な思いをさせた事を反省しているが、やはり今後も関わりたいとのことでした。

ここで、再度K子さんに会話の内容を伝え、次の日にK子さんB男とバイト先の店長と私の4人で話し合いの場を設ける事になりました。

後日、B男に前回と同じ話をしてもらい、K子さんと話し合った結果、【連絡先は削除すること】【今後、B男からプライベートの誘いをしない事】【K子さんプライベートを詮索しない事】を条件に今後もK子さんの店に通うことを許可し、【万が一約束を破った場合は出入禁止にすること】、その場合は【アフターフォローとして弊社から再度厳しい措置として警察に資料を提出し警告を発行する】という事で決着がつきました。

その後は、B男も約束を守り今でもK子さんは充実して働いているそうです。

 

次回 事前に出来る対策