9/11放送 NHK・ETV特集・アメリカから見た福島原発事故を見た。
日本の産業技術が、猿真似の理屈を知らないデッドコピーの連続だった事が、改めて感じられる。

事故当時、民放TVでは、福島原発は日本独自に開発した原発で、、、
その設計者であるXXさんにおいでいただきました、、、と、30歳代と思しき若い人を引っ張り出す案内が頻繁に行われていた。

この番組では、アメリカGEが試行錯誤を重ねて漸く開発したのが、MARK1であり、福島原発は、そのGE社が設計、建設を全て完全に請け負うと言う契約だったそうである。

コンピューターなどでも、今を去ること数十年前、同じ様な光景が日本で見られていた。
みっともないので、バラさないが。

そして、重大なのは、1970年頃から、MARK1の設計は危ないと言われ始め、1981年には米国政府の調査で『危険な設計なので、廃炉にすべき』という結論を出す人もいたらしい。
そして、1970年当時から、災害時の安全性のシミュレーションで、バックアップ電源喪失時のシミュレーションが行われ、今回の福島原発事故は、まさにそのシミュレーション通りに推移した、、、らしい。

地震で非常用バックアップ電源が壊れ、津波でだめを押され、数時間後には炉心溶融、格納容器破損が発生していたらしい。
アメリカの関係者が一様に想像していたことである。
日本では、民放TVでしきりに、まだメルトダウンには至っていない、多分大丈夫だろうと、能天気に国民を導いていた頃である。

バックアップ電源の設置についても、アメリカ側の技術者は一様に、信じられない幼稚な設計ミスと言い、日本の当時の東電副社長も、同じように、信じがたいほどの幼稚な設計ミスと口走っていた。
素人の私だって、、、理解できないくらいブザマで幼稚な設計であると感じる。

海岸よりの、同じ建屋の地下に、防水設備も何も置かないで、単純に置いてあるだけ。

しかし、当時の原子力安全委員会の『高名な』学者達へのインタビューも流されていたが、、、。
まさに、『ボケ老人』。
言葉の意味さえ、正確に理解できていない有様である。

しかし、事故当時の関係者のTVで報道された対応を思い浮かべると、、、
1981年にMARK1は危険な設計であるので直ちに廃炉にすべきとアメリカで結論が出された経緯をある程度承知していたのではないだろうか。

因みに、当のアメリカではこのMARK1型原発は、地震の少ない東部にしか設置されていないそうである。
非常用電源も複数台設置されているが、全部違った条件の場所に設置され、なをかつ、洪水対策の為の防水設備のある空間に置かれているそうである。

これが、『技術』であろう。
日本は、最高水準の技術でも、欧米の『猿真似』技術であろう。

学者連中はボケ老人ばかりだし、、、。

でも、さすが、NHK。
日本の誇り。
日本の問題を鋭く描いている。
民放TVとは、次元が違う。
必ずしも100%その通りだとは思わないが、、、立派。

まあ、日本の特徴でもある。
英語は標準化され、構造化された言語であるから、分かっていないと表現できない。
一方、日本語は万葉集の世界である。
個々の事象に単語を当てはめて、それを羅列するだけの言語である。
だから、単語に接して、『ウーーーーン。  深い』と訳の分からない余韻を楽しむ。
技術の世界でも、猿真似で済ませてしまうきらいがある。