昨日、人工透析の間中、持参した十数年前にNHK衛星放送の、イギリスBBC放送のエアチェックビデオテープ「ヨーロッパ激動の20世紀」第1回~6回途中(全13回)を見た。
忘れ物を思い出したような気分だった。

第1次世界大戦終了頃まで、イギリスの史観には、ヨーロッパは絶対君主制という認識の人がいるようである。
あるいは、つい100年ほど前までのヨーロッパ都市社会を、大部分を極貧層が占め、路上生活者があふれ、多くの市民はアパートの一室に数家族が共同で生活し、トイレは町の共同トイレ、風呂は勿論無く、水道も数家屋で1個という有様。
町は最悪の衛生状態で、息が詰まるほどの悪臭に覆われていた、という認識をする人もいるようである。

日本の中学、高校の世界史の教科書で教えられている記述、そしてそこから敷衍している多くの日本人の欧米に対する認識とは、全く異なる。

思い出すのは、同じくBBCだったか?が英語の歴史を解説した番組で、現代イギリス人の祖先がヨーロッパ大陸から渡ってきたときの様子を指して「殺し屋のサルがヨーロッパに現れた」と表現していた。
これは、一見、自虐ではあるが、よく戦後の現代日本を自虐的に表現する共産党系、社民党系の人たちやその系列の人たちの表現思考とは、違うだろう。

一方は冷静、客観的に自分の姿を観察、第3者に対してもOPENな気持ちで表現する。

他方は、よく人間関係を構築しようとするときに自意識過剰の人に特徴的に見られるのであるが、まず相手をさげすみ、自分を「偉い人間」と誤解させようと態度や言葉で接しようとする。
大抵の場合は、逆に相手や周囲からその無教養ぶり、傲慢無知振りを蔑まれてしまっていることにすら気がつかない人種がいる。
丁度、中国や韓国がそうであるが、その相手の態度をそのまま素直に肯定して、自虐史観に立っているものである。

思い出すのは、昔、NHKの料理番組で、ワイン料理をある料理好きの中年女性が紹介していたときのこと。
相棒のアナウンサーは、確か、目加田さんだった。
その料理好きの中年女性がワインを指して、「ヨーロッパでは何十万年も前から、このように上等のおいしいワインを嗜んでいた」、一方、日本は「50年かせいぜいで100年位前にやっと日本酒が発明された」としきりに、何度も解説していた。
その度に目加田アナウンサーが「何十万年も前ですか????」と合いの手、多分、心の中では、修正した方が自分の名誉を守れますよと言いたげに、を打っていた。

色々説はあろうが、ワインの発祥の地は紀元前2,3千年にメソポタミアと言われている。
ヨーロッパに伝わったのは、紀元前後。
一般家庭に普及し始めたのは、つい最近のこと。

日本酒は、、、、、日本列島の有史始めに、その時の民族のリーダーだった女性が酒宴を開き、スッポンポンになり、オッパイを揺らし、陰毛を風になびかせ、お尻をフリフリ、男達の前で踊り狂い、見ていた男たちの脳天をクラクラにしたという記述が残っている。

その後、洞窟に隠れて扉を閉めて出てこようとしなかったということだから、、、ひどいよなーー。
マスターベーションをしろって言うこと??

あるいは、あるバラエティー番組で「預言者」を自称する中年女性を招いての人類の未来予測。
その女性が解説するには、雑誌に掲載された、衛星から見た北極圏のオーロラ写真を広げて、地球上の海水が毎年、ある時期になると地球の北極に滝に落ちるように落ち込んでいく。
これは、地球上で自分ひとりだけが知っている事である。

勿論、周囲のレギュラー出演者達はいかにも神妙に、いかにも深刻に、しかし笑い転げて、そのオーロラを衛星から写した雑誌の掲載写真を見て、海の水が地球内部に滝のように落ち込んでいっているのですか?
地球上であなた一人だけがそれを知っているのですか?

そういえば日本の若い女性の間では、ヨーロッパ中世の騎士社会を、男性が女性を崇め、大切にした理想社会と思い込む傾向があるように見受けられる。
宝塚歌劇団などや少女マンガなどが代表であろうか。

あるフランスの民俗学者の言うには(岩波文庫による)、中世の騎士の家庭では主人(騎士)による妻への家庭内暴力が一般的であったとの事。
女性の1/3位は相手の男性(騎士)からの家庭内暴力で腕の骨を折られたり、顔の骨を折られたりして、外へ出歩くことも、来客時にも人前に姿を現そうとしなかったとの事。

ちょっと違うが、シェークスピアでも妻が夫を呼ぶときは「My Lord」つまり「ご主人様」。
一方、夫が妻を呼ぶときは「You」つまり「おまえ」あるいは「テメー」または「オイ!」さらには「きさま!」とか「コラ!」時には「ヤイ!」もあるかも。
そして妻はいつも夫の暴力に怯えている様子である。

一頃の秋葉原のメイド喫茶や竹下通りの様子を指して、欧米の教科書に「日本では数千年前から、社会全体がこんな風であった」などと書かれては、笑止千万。
書いている本人はまじめ一徹かもしれないが、その国の「教科書を作成する、代表的な歴史学者」とは、とても、評価するわけにはいかない。

大学でレポートを提出するとき、既存の学説を批判する事が多かったが、指導教授から「キミー、、、ひどいじゃないか、、、」と言われる事も少なくなかったっけ。

フン!