市立病院を退院して、以前のクリニックへの通院透析に戻り、今日はそのクリニックへの通院の最後の日。
来月から別の病院への通院透析が始まる。
2ヶ月前、家に近いということで今のクリニックを選んだが、午後しか受け入れていないということは、気にならなかった。

しかし、この2、3週間、急激に体調が悪くなり、透析中に殆ど失神しかかることがあるようになった。
勿論、医師や看護婦はそれに急いで対応するわけであるが、、、、、時に予防的に対応したりするわけであるが、、、なかなか「無事」というわけには行かない。

透析が終了、あるいは途中で中止になり、いざ帰ろうにも立って歩くことはおろか、殆ど意識が朦朧として、座って腰掛けていることすらできない状態になる事もある。

そんな時、常にボディーガードを従えている人とか、屈強な男性の運転手付きの車で移動しているような人以外は、しばらく病院のベッドの上で休ませてもらえないと、どうにもならない。

今まで通院している所はクリニックで、午後しかやっていない。
夕方5時頃になるとスタッフがどんどん帰宅してしまう。

ほぼ全員、そして私の透析が終わる頃の6時過ぎになると、スタッフは殆どいなくなって、店じまいである。
だから、「病院」で午前中の透析を受け付けているところに、3月から変更してもらった。

実際「患者」になってみると、元気いっぱいの、経営意欲に富んだ病院経営者が思う、「患者に魅力のある」設備というのは、「勘違い」である場合が多いようである。

今の通院透析クリニックは、リクライニングシートで透析を行っているが、元気いっぱいの健康な人が音楽を聴きながら、時折くつろぐには、まあ、いいかもしれない。

しかし、透析針を打ったり、抜かれたり、2箇所の針のあとを10分間押え続けたり、何より血圧の変動に応じて脚を上げたりおろしたり、、、。

時には気持ちが悪くなり、ベッドの上で嘔吐する人も出てくる。

いつも上向きの姿勢では我慢できなくなり、体を左右横向きにしないとどんどん気分が悪くなってくる人も少なくない。

殆どの人工透析患者が、そして、体が思うように動かせなくなり、ちょうど「ゾンビ映画」のような状態になり、1日おきに4時間、じっと寝たままを強いられる状態のときは、リクライニングシートは、実はあまり快適なものとはいえない。

患者側は当然、治療を行うスタッフのほうも、普通のベッドのほうが、ずっと安全、そして楽なのである。

今の私は、ここ2,3週間で急激に体調が悪くなり、大体が、まっすぐ歩くのが難しくなっている。
千鳥足、時々バックしてひっくり返りそうになる。

20~30分間歩き続けたり立ったままだと、頭がくらくらしだし、強い嘔吐間に襲われ、、、、、、。
時にはズーッとソファーの上に寝たままのときもある。

市立病院に入院中はとにかく看護婦から車椅子での移動を薦められ続けたし、トイレなどに立つときはナースコールで看護婦を呼ぶように、執拗に言われ続けた。

しかし、僕は男の子だ!!!
自分の足で、一人で歩くことを貫き通した、、、、、、かった。

「人工透析」患者の受け入れは病院経営上はとても好い商売になっているそうであるが、ちょっと経営に目が眩んでいるのではないかと思える病院/クリニックもあるような気がする。