仕事で100点を目指すことはできるのだろうか?
大体の仕事に関する自己啓発本では仕事は80%の完成度で行うのが良いなどと書かれている。
一方で、仕事にて100点満点を目指してしまう傾向がある人がいる。
結論を言うと仕事で100点を目指すことはできることもあるし、できないこともある。
100点を出さなきゃいけないときもあるし、出さなくてもよいときもある。
仕事で100点を取るときはどのようなときだろうか?
仕事は発注者と受注者の間でのやりとりである。
それがうまくかみ合えば100点またはそれ以上の点数が出せる可能性がある。
発注者のニーズに発注者が答えられた時には、素晴らしい達成感とともに100点を得られるだろう。
何度も仕事を行うと、受注者が発注者を理解し、歯車の精度は上がっていくことでまぐれの100点ではなく、常に100点をとれる状態になるかもしれない。
仕事で完成度の幅がある場合は発注者が満足すれば100点を取ったことになるだろう。
ここで考えられるのが100点を常にとらなければならない仕事はあるのだろうか。
個人的な意見だが、
建設現場の足場を建設・解体する作業者
医者の患者に対する対応
など
ほかにもあるだろうが、私が考える上記2点は常に100点以上をとらなければならない瞬間だろう。
いずれも、これらを実施する人の仕事が100点でなければ死人がでてしまうからだ。
医者の患者に対する対応について死人が出る例は『バーテンダー』より次の言葉を引用させていただきます
医師・薬剤師。もうひとつはバーテンダー。どちらも処方ひとつで毒にも薬にもなるものを売っていますから
最後に、受注者が仕事で100点をとれないと悩むのはなぜだろうか?
何個か要因があるだろうが、ひとえに自分の中で100点の基準がないことや、仕事のギャップに悩まされているからだと思う。
少し話はそれるが、学校のテストで100点をとれないとよく親から怒られた人は少しのミスでも自分を許せない傾向にあるようです。
そうすると発注者からのフィードバックでちょっとして注意事項をマイナス要因ととらえてしまい100点ではなかったと自己叱責をしてしまい、次からの仕事に余計な力が入ってしまい、また注意されてと負のスパイラルになりがちである。
受注者にとて注意されないが100点の基準ではないはずであり、言われた時には言われたんだなと割り切ってさっさと指摘箇所を修正なりしてしまえばよい。
人格を攻撃されたらさっさと訴えよう
あなたが満足したことを100点にすれば良い
また、自分が思っていた仕事と内容が違ったために発注者から思いもよらない指摘を受けてやり直しをしなければならず期限までに間に合わなかったことや直前まで的確な指示が受けれないことなどの要因もあるだろう。
他人に点数を決められたら仕事で100点なんて取れない
自分の中で仕事での100点をどう決めるか?
それは受注時に条件を確認、期限を決め、期限2週間前にはフィードバックをもらえる体制を作ることだと思う。要はさっさと作業をしよとのことだ。どうせ、一回で完璧なものを仕上げられると思わないことだ。
直前で条件を変えてきた? その時はその発注者に問題があるのだから新しい期限を設定してもらいましょう。 何か反論した、それで仕事がもらえなくなったら怖いかもしれないが、主張と主張のぶつかり合いであることからその時はその関係が切れる時だったと割り切ればいいと思う。
仕事もあなたの人生の一部なのだから、仕事やり始めて最初の半年過ぎて歯車がかみ合わないと感じたら深く考えずに割り切ってみよう。 そして嫌な気持ちで振り込まれたお金は慰謝料だなとして少しだけ自分の慰めに使ってみるのもいいでしょう。
最後に仕事についてアニメ『GUNSLINGER GIRL』からですが引用させていただきます。
良い仕事は全て単純な作業の堅実な積み重ねだ
単純な作業がうまくいかない場合は散歩でもしてみてくださいね、ゆっくり外の空気を吸ってリラックスしてまた笑顔のために仕事しましょう